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紹介したいnote記事「嘔吐」

冬月剣太郎 猫詩人🐈さんの「嘔吐」という記事を紹介します。

脳から
まるで嘔吐するように吐きだされた詩は
わたしのもつれた感情の道しるべである
詩を書くことは
言葉の迷路で
迷子になってしまったわたしに残された
唯一の生きる術(すべ)である

嘔吐| 冬月剣太郎 猫詩人🐈 (note.com)

「嘔吐するように吐きだされた詩」

 これは、無理にひねりだすのではなく、オートマティックに出てくるというイメージです。意図せず飛び出すといった感じでしょうか。そしてそれは「もつれた感情の道しるべである」と。

 様々な感情が渦巻いていて、それを一本の線のように整列させてくれるのが詩である。そんな表現ですね。

「言葉の迷路で迷子になってしまったわたし」

 まるで「言葉が溢れ返って収拾がつかない」といった感じです。言葉が「雪崩のように押し寄せてくるイメージ」でしょうか。

 このままでは言葉に押しつぶされてしまう。だから詩を書く。詩を書いて、頭から言葉を押し出す。そうする事で息が出来る。そんな感じに受け取りました。


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