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紹介したいnote記事「真夜中の散歩」

冬月剣太郎 猫詩人🐈さんの「真夜中の散歩」という記事を紹介します。

就寝のために灯りを消したとたん
さっと
わたしの全身に暗闇が覆いかぶさってくる
横になって眼を閉じても
いっこうに眠くならない
ふたたび眼を開いて
暗闇と対峙する
暗闇の底から
一匹の黒猫が哀しい鳴き声をあげながら近よってくる
いったいこの黒猫はどこから来たんだろう
そう想ったとたん
わたしは幽体離脱して
暗闇のなかを流れていく
こうして
わたしの真夜中の散歩が始まる

真夜中の散歩| 冬月剣太郎 猫詩人🐈 (note.com)

 表題の「真夜中の散歩」から、夜中に散歩に出た話かと思いました。でも実際は、冬月さんは布団から出ていません。

「わたしは幽体離脱して、暗闇のなかを流れていく」

 幽体離脱をしたと。私は経験がありませんが、冬月さんはそういう体験があるのかも知れません。魂が体を抜け出す感覚。ネットに溢れる怖い話には、そういう体験をした人がたまにいますよね。

 元の体に戻れるのかと心配になったりしますが、確実に戻れるのなら経験してみたいなと思ったりします。

 自由自在に空を飛んでみたり、世界中を旅してみたり。行きたいところがたくさんあるので、一回くらいは体験してみたいです。

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