見出し画像

狼奇談・狼谷戸

よく見知らぬ土地が気になって、降りたことのない駅で降りて町を散策する事がよくある僕です。
ウルフも歩けば狼に当たる的なエピソードです。その日は京王永山が気になり降りてみました。ちょうど今ぐらいの時期でその日は生憎の雨でした。きっとこのあたりは開発されるまでは山の中だったんだろうな...そんなことを思いながら町の情景を眺めながら2、30分くらい歩いていると小さな小道で急に風景が変わり始めました。弱りましたね...そんな風に思ってGoogle先生に助けてもらおうかとマップを開くと、そこの土地名に目が止まったのです。

「狼谷戸」

狼に関する土地名は、日本国内にいろいろとありますので不思議でもないのですが。。まさか都内にも狼の名のある土地があるとは。驚いたのはなぜ自分がここに迷い込んでしまったのか...少し行けば人様のお家のようだったので、さすがに入るわけにもいきませんでした。すると農家のおじさんが

「お兄ちゃんどした?迷ったか?」

思わず迷い込んじゃったみたいです。そうすると笑顔であっちに行けば人通りのある場所だと教えてくれました。良い人で助かりました。
もしかしたら狼に呼ばれた?のかという話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?