マイナ保険証って、どうよ⁉️

んーまぁ日を追って政府がいろんな面で独裁的になってきてるけど、マイナ保険証に関しては国民が同意するかで決まるんじゃないかなと、思うっていうか希望している。

でもって、マイナ保険証は‥クレジットカードや何とかペイが通信状況その他で使えないってことが割とあるけど‥通信状況その他で認証されなかったら受診者は何千円だろうと何万円だろうとキャッシュで払うのか? それに文句ないのか? 「デジタル社会」だから仕方ないのか‥だとしたら「デジタル社会」ってずいぶん理不尽だと思うのだけど?

正直いうと私のクリニックは診療報酬のオンライン請求をしない手続きをして今に至るので、マイナ保険証も当然ながら義務化対象外だから、ただの野次馬ではある。
それでも一応、マイナ保険証の運用について説明を読んだりする。

誤解があるかも知れないけど、政府の説明を読む限りでは、私だったらマイナ保険証が認証できなかったら自費で支払ってもらうな。そうしないための説明が延々と書かれているけど、大事な2点が抜けている‥そりゃ書けないだろうよって点が。
まず自費で支払って貰うことは、禁止されていない。
そしてもし転職などして以前の保険証情報で医療機関が請求しても、現在の保険証情報によって医療機関に報酬を支払ってくれるという破格の‥今まで全然しなかったくせに!‥運用をしてくれるようだ。だ・け・ど!、もし無保険になってた場合はその医療費がどうなるのかが書かれてない‥ってことは医療機関がかぶるんだろうなぁ。この運用にもし従えば。

ということで、私は自分のクリニックが義務化されるまでマイナ保険証はやらないし、やっても認証できなかったら自費で支払って貰う。

と、こう書いていて他の事を思い出した。
私はマジメに診療をして、その代金は100%貰いたいタイプだ‥他のタイプがあるのかは知らんけど。
でも支払って貰えなかったことは何度もある。
そして、その度に対策して今がある。

依頼されて診断書を書いたのに、取りに来なかった。
‥以後は例外なく全員、診断書は前払いだ。

月1回しか保険証を確認しなかったら、月の途中でその保険証が無効になってて、踏み倒されたのも、一回や二回じゃない。
‥月途中で退職した場合は、本人が分かっているので故意だ。
‥国民健康保険の人が引っ越した場合は、区外に転居すると保険証の番号が変わるのを、本人が知らなかった可能性もある。
どちらにしたって大病したとか大怪我したとか、その他の理由によって当分とかそれっきり来ないこともある。そうすると本人と連絡がとれて新しい保険証の情報が分からない限り、こちらは代金を踏み倒されたままとなる。
‥対策として随分前から当院は受診の都度、保険証を確認している。その月何回目だろうと忘れてきたら自費だ。

ついでに書いちゃおう。
生活保護の人を、役所の発行した医療要否意見書を受け取って診療したら、後で当人は生活保護を受給できないからと、役所が診療代を払ってくれなかった。
それっきり本人も来ず。本人に後から請求したら払ってくれるかって、聞くだけ無駄と思ったので、そのまま踏み倒された。
‥生活保護の指定医療機関は辞退して、もう診ないことにした。

結論!
医療機関にとって保険者(保険証の発行元)が代金を払ってくれるかが大問題なので、そこが不明だったら自費にすることは、当院以外でもあるんじゃないの?、受診するときは、マイナ保険証を持ってても自費覚悟でいいですか⁉️
おしまい。

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