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【読書感想】「科学がつきとめた「運のいい人」」中野信子著

書店で一度見かけて、買わずに次回その書店に行ったら見失っていた本です。

数日家で考えて、やっぱり気になったので、買ってみました(書店員さんに聞いたところ、在庫がありました。置いてある場所が変わっただけだったようです)。

読み終わっての感想としては、「生活を規則正しくする」「運のいい人はいい加減に生きる」というのが印象的ですね。

前者はなんとなくそうかもな、と思うのですけど、後者はその逆をいっていそうな感じも受けます。

でも、いい加減だと他者のいい加減さにも寛容になれたり、物事に柔軟性が出てくるようです。

他にも「運のいい人は自分の好みを大事にする」なんてのもありました。

各お話に説明があり、脳内物質の関係やらいろいろな実験の結果などがあり、なんとなく大事なんだな、というだけでなくちゃんと説明してくれています。

すべてを正しい、と受け入れるのは大変ですけど、運についてふわふわした考えだけでないものがあるみたい、というのが感じとれました。

最後に「運のいい人は祈る」という章があります。

自分が祈るなら、「近しい人に恥ずかしくないものを創作して、迷惑をかけるのは最低限にしたい。そして、恩返ししたり、親戚の子供なんかに目標にされる存在になりたい」と思いました。

病気があり、絶賛迷惑かけっぱなしなので、少しは負担を減らしたいな、と感じてます。できるかはわかりませんけど、想っているのは大事かな、なんて思います。

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