【情報発信のはじめ方】最初の一歩はめちゃくちゃ小さくていいと思う
誰に読んでほしいか
ちなみに私の本職はソフトウェアエンジニアでして、
この界隈では発信活動が頻繁に行われているように感じます。
既に発信をバリバリやっている人には当然な内容が多いと思うのですが、
当時の私は知りたかったので、記録として残します。
なぜこの記事を書くのか
元々私は文章を書くこと自体が好きで、公開はせずとも書いてはいました。また仕事でも発信している人がとても多く、その効果はとても気になっていました。
今となってはほぼ毎日のように発信しているのですが、
ふりかえると最初は「発信のハードルってめちゃくちゃ高くない?」と思っていました。
この記事では私なりのハードルの下げ方について書こうと思います。同じように、どうやって始めればいいか悩んでいる方の助けになれば幸いです。
この記事で書かないこと
以下のようなことはこの記事では書きませんので、ご了承ください。🙏🏻
以下の記事、本がとてもスキです。
どちらも書く勇気を与えてくれるので、「こんな記事書いていいのかな」と思ってなかなか動けない方には特にオススメしたいです。🤗
また、ここでは触れていない発信の効果や習慣化なども書いてあります。
発信とは
まず「発信」とはそもそも何か、改めて考えてみました。本題ではないので、興味ない場合は飛ばしてください。🙏🏻
発信の定義
goo辞書によれば「発信」自体の意味は大きく3つあるようですが、今回取り上げるのは以下です。
こうしてみると、自分以外の人間と関わっているのであれば、既に発信をしている人は多いと思います。
「あそこに美味しいカフェできたんだよ。」
「今度上野でエジプト展やるらしいよ。」
こういったちょっとした情報を人に教えることは日常的にあるのではないでしょうか。
この記事で扱う発信とは
上述の定義だと、既に意識せずにできている人も多いと思うのですが、例えば以下のような発信はどうでしょうか。
この記事では、上記のような発信活動にフォーカスを当てて書いていきたいと思います。
Twitterくらいはやっている人も多そうですね。ちなみに私は鍵付きアカウントですら、この4年ほど何もツイートしてませんでしたので、本当に発信活動初心者でした。笑
発信のハードルをとことん下げる
新しいことに挑戦するときは、ハードルをとことん下げるのは個人的に合ったやり方です。
もちろんいきなり大きな目標に挑戦できるのも素晴らしいと思いますし、とても尊敬します。ただやはり心理的ハードルも高いし、大抵時間もかかったりとハードルが高く、私の場合結局何も始めずに終わることが多かったです。😢
私は発信をするためにとことんハードルを下げて始め、今ではそれなりの長文を書くようになりました。
今回は私なりのハードルの下げ方について書いてみようと思います。
以下のような観点で書きます。
「Who(誰が書くのか)」は、”自分”の前提です。
あまりそこで悩む人は多くないかな、また私はその観点で悩んだことはなく知見がないので、省かせていただきます。🙏🏻
また「When(いつ書くのか)」についても省いています。
私はあまりここに関して悩みを抱いたことはないというのが理由の1つなのですが、あるとしたら「書く時間をどう確保するか」とかかなと推測します。
それは文章を書くことだけに限らず、今回の記事のテーマから逸れそうなのでこの観点も省かせていただきます。🙏🏻
What: どんなネタでもいい
私の場合、最初に発信をしたいと思った内容は仕事であるソフトウェアエンジニアリングについてでした。(以降これを「仕事ネタ」と呼ぶことにします)
ただ「間違ったことを言って叩かれたらどうしよう」とか「こんな記事を投稿して一体誰がうれしいのだろう」とか色々考えてしまって、全く一歩が踏み出せませんでした。
そこでまずは、仕事ネタではないことを発信してみることにしました。その理由は私が仕事ネタを発信するハードルを考えたとき、大きく2つあることに気づいたからです。
ということでまずは、1つ目のハードルを越えることにしました。
内容は本当にどうでもいいことから始めました。
例えば、「今日食べたルーロー飯がおいしかった」とか「今日は雨が降っていて少しブルー」だとか。
例えばこれは最近入り浸っている「エンジニアと人生」コミュニティのSlackにある私のtimesチャンネル(クローズドなTwitterのような場所)です。このコミュニティのチャンネルが、私が初めて発信した記念の場所になります。
発信を始めたのは今年の1月で、このつぶやきは3月のものなのでだいぶ慣れてきた頃ではあります。ただ当時始めた頃、まさにこんな感じの内容の発信だったので、ここで引用してみました。
見ての通り、仕事とは1ミリも関係ない日常のつぶやきです。笑
ただ発信自体に慣れるという意味では、この内容で十分だろうと思っていました。
そんな内容を繰り返し投稿するうちに、発信するということに対しての抵抗感がだいぶ薄れてきました。
書いていると「なんだ思ってたほどハードル高くないかも」と思えて、こんなつぶやきでも反応してくれる人がいて「あこんな内容でも見てくれる人はいるんだ」とうれしくなって、また書きたくなる。というように段々心理的ハードルが下がってきました。
仕事ネタを書こうとしていたときは「ネタがない、ネタがない」と困っていたのですが、「書く内容はなんでも良い」と思うとネタは至る所に転がっていることに気づきました。
例えば、今は日曜のカフェでこの記事を書いていますが、
とかネタは山ほど思い付きます。最後はカフェ関係ありませんが。笑
書く内容はなんでも良い、と思うようになったことでネタを探すのがうまくなったと感じます。
いざ仕事ネタを書こうと思った時にも、そのネタ探しのスキルは生かされているように思います。
うまく関係性が言えないのですが、理由の1つは「記事を書く上で色んな観点を見つけるのが上手くなった」ことではないかと思います。全員に当てはまるかはわかりませんが、試したことがなければぜひ試してみてほしいです。
そんなこんなでだいぶ発信自体に慣れてきたので、最近は元々やりたかった仕事ネタを少しずつ書くようにしています。
What: 短くてもいい
発信しよう!といざ思ったとき、最初に思い浮かぶのはブログの人も多いかもしれません。私はブログや本を読むのが好きだったし、仕事でもそういう機会が多かったので、まずブログが頭に浮かびました。でも考えてみると、長文ではないといけない理由は特にないし、いきなりは難しいと気づきました。
そこで私の場合は、上記のコミュニティのtimesチャンネルやnoteのつぶやきを利用してみることにしました。Twitterのツイートでも良いと思います。これは今でも続けていて、timesチャンネルは毎日、noteのつぶやきは大体2日に1回ペースで投稿しています。
書き続けていると意外と「もっと書きたい!140字では足りない・・・」と感じるようになり、気づいたらnoteの「テキスト」で文章を書くようになっていました。
What: 質を気にしすぎない
誰かに有益になるネタの発信をしたいような場合、質を気にして書けないという人もいると思います。私の場合、仕事ネタを書くときのハードルはここになります。そしてまだここを完全に越えられているわけではないです。ですが最近ほんの少しだけ踏み出せた気がしました。
それは「気にしすぎない」ということです。
なんだそれは、と怒られそうです・・・
もう少し詳しくいうと
"ある程度まで質をあげたら、もう気にせずに世に出す"
ということになります。
"ある程度"というのは人によって基準は様々だと思いますが、私の場合は以下のようなことです。他にもあるかもしれないのですが、あくまで私の
場合です。
全部やるのは相当気合が入った文章を公開するときだけなので、滅多にやりませんが(私の場合は4つ目をやるのは英語ブログを書く時と会社のブログを書くときくらい…)
1つ目はどんな仕事ネタでなくても必ずやります。
2つ目は仕事ネタなら必ずやっています。
3つ目はもはや公開してからやっていることも多いです。笑(あんまりよくないかもしれませんが。。)
ここまでやったらあとはもう公開してしまうことにしています。
どのくらいの時間をかけて上記をチェックするのかが悩みところだと思うのですが、どんな内容なのか、どれくらい読まれたい記事なのかなど色んな要素によって異なるので一概にいうのは難しいです。。ただやっているうちに「大体これくらいかな」というのが見えてきたというのが実践していての所感です。
Where: いきなり全世界に公開しなくてもいい
Twitterの鍵を外してそこで投稿する、ブログを書いて公開する、ことに対してのハードルがない場合はいきなりできればいいですが、私はそれをする勇気がありませんでした・・・
なので、もっとクローズドな場所から始めることにしました。
つまり誰でも見れるわけではなく、特定の人だけが見ることができる場所に投稿する、ということです。
私の場合は、ここまでも何度か登場している「エンジニアと人生」コミュニティのSlackチャンネルでした。このコミュニティのSlackの所属メンバーは200人ほどですので、鍵なしTwitterで全世界へ公開するよりだいぶハードルが下がります。
最初はSlackのチャンネルに入ってくれている人は10人に満たなかったので、それも心理的ハードルを下げる要因になりました。(今や100人ほど。ありがたいことです。)
私の場合はコミュニティのSlackチャンネルでしたが、Twitterの鍵ありアカウントでのツイートでも良いと思います。
Why: 書く理由を気にしない
「書く理由」というのは私が発信ができない大きな理由の1つでした。
誰もが1度は考えたことがあると思います。
私も100万回くらい考えた覚えがあります。笑。そして大抵理由が見つからずに書けずに終わっていました。
でも最近は「書きたいと思ったら書けばいいじゃないか」と思うようになりました。
最初の方で紹介した記事や本にもあるように「情報発信をすること」また発信しなくても「書く」という行為自体にはとても大きな効果があると思っています。その効果は文章を読んだ他人だけではなく、自分にも効果がある
というのが重要だと思います。
読んだ人にとっての効果を考えるのは難しいですよね。。
ただ書いた本人への効果があるのであれば、自分が書きたいと思ったときに書けばいいじゃない、というのが今の私が思うことです。
書くことへの効果についてはもっとわかりやすく説明された本や記事がありますので、ここでは説明しないですが、書きたいネタがあるならなんでも書けばいい、というのが私がお伝えしたいことでした。
How: どんな形でもいい
情報発信の形は色々あり、それぞれ好みのやり方があると思います。
例えばnoteの投稿ボタンを押して形式をよく見たことがあるでしょうか?
思ったより投稿できる種類は多いことに気づきます。
私は今のところ、この記事のようにツイートやつぶやきよりは分量のある文章を書くのが好きなので、一番左の「テキスト」を使うことが多いです。
でも文章を書くというだけが発信の形ではない、ということに「投稿」ボタンを押して中身をよく見て気づくことができました。書くのが得意でなければ、音声投稿でもいいと思いますし動画の共有でもいいと思います。
ちなみに動画は、何も自分で作った動画でなければいけないということは全くないようです。(私は最初自分で作ったやつでないといけない、と勘違いしていた…)
Twitterでは引用リツイートの機能もありますが、あれも立派な発信だと思っています。
つまり言いたいこと
長々と書いたのですが、最初から最後まで言いたかったことは
発信のハードルはそこまで高くない!
ということでした。
過去の私に向けていうなら
発信のハードルはそこまで高くない!長文ブログを書くことだけが発信ではない!
になりますね。
文章をうまく書ける人に憧れがあったので「そこまでできないといけないんだ・・・私にはとてもとても・・・」とずっと思っていました。ただ別にいきなりそこまでやるのは難しいし「もっとハードル低いところから始めなよ」と当時の自分に言いたいです。笑
当時の私であればこの記事でも
「既に同じこと書いてる人いるはずなのにわざわざ書く意味ある?」
「しかももっと質高い内容書いている人いると思うけど」
とごちゃごちゃ考えてしまって、書けなかったと思います。
今でも全く思わないわけではないです。ですが、
そんなの知ったこっちゃない!!!!
盗作でもなんでもなく、自分の頭で考えたことだし、
他の人の役に立たなくても、自分の役には立つし
そもそも自分が書きたいんだから書けばいいじゃん。
一体何を悩んでいるのか
と今は思います。笑
同じように悩んでいる方の参考になればと思い、長々書いてみました。久しぶりに長文を書いて疲れたのでそろそろ終わりにしようと思います。笑
おわり。👋🏻