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障害のある子にお金を残す①

基本的に晩酌でぐでぐでになりながら書いているため、誤字脱字に関してはご容赦願いたい。
飲まずに書いていたらもう少し巻きで仕上げられそうだけども、もう人生の喜びが酒とムッスメとのふれあいしかないので察していただきたい。
嫁とは子供の年より触れ合ってないからな。

さて、今までのシリーズで何となく子供側の背景は雰囲気としてつかんでいただけたのではないかと思う。厚生労働省や支援団体もかなり詳細な資料を色々出しているので、この領域でも顧客提案できるようでありたいという方は、より知識を深めるため適宜見ていただけたらと思う。

ここからは、実際にお金を残す側である親(場合によっては兄弟姉妹というケースもあろうが)を中心に気を付けていたことを書いていきたい。
予定としてはすでに相続に入っていけるつもりであったが仕方ない。

時間とお金との闘い


このスライドを見ていただきたい。雑である。酒を飲んでいるから仕方がない。
親子の年齢差が、30歳の親子を想定して作成したスライドである。
子どもがようやく年金受給権を手に入れたころには、パパさんは50歳、定年まであと一息というところだ。
いうまでもなくライフプランニングというものは、対個人だけではなく時間軸上想定される家族関係の変化にも対応したものであるのが望ましい。
普段の商談であれば、基本的にこの辺りを外す募集人は少ないと思うが、場馴れできていないと、話の重さにビビってしまって、子供にお金を残すことだけに視界が狭まってしまうこともあるかもしれない。
ただこれまでも説明してきたように、健常のご家庭と違って子供が独立する、というケースは極めて少ないため、親自身の老後のケアもとりつつ、子供にお金を残していく算段を立てねばならない。
子どもの老後のために全振りした結果、自分らの生活資金が立ち行かないというのは本末転倒である。
我々が、そしてお客様が目指すべきは、全員の幸せである。

"Good for me, Good for you, Good for all."

そういうわけで、親の老後と親なきあと、これは単純に亡くなるだけでなく、親自身も認知症などの要因で子供の面倒を見られなくなるということは容易に想定されるわけであるから、
①親自身の老後資金の準備
②これまで親が行ってきたケアの手当て(金銭面、物理面)
をカバーできる準備をしていく必要がある。
もちろん、親だけが用意するのは収入によるところがあまりに大きいので、子供の貯蓄をどれだけ増やしていけるか、というところもこみこみで設計していくのが望ましい。
募集人サイドでできるところは、親の諸リスクへの備えがメインになってくると思われるが、この辺りを絡めて親御様に検討していくことによって、より現実に即したプランニングが可能になるのではないかと思われる。

複雑な想い

ワイの独断と偏見ではあるが、父性wである。
もう本当に、障害のある子を抱えるシングルマザーはよく見るのだが、逆は死別のパターン以外ほぼない。
母は強し、である。

ただ、父も強い。
主に、メンタルが。

養育費は払わないは、さりとてとっとと再婚していっぱいお子さんをこさえていたりする。

そうなるとどうなるか?
大抵シングルになるお母さんは若いうちだと、看護師や教師などつよつよな
職業につかれておるので、あるいはつかざるを得ないので、結構現預金をお持ちになっていらっしゃる。
ご自身の老後はもちろん、お子様のためにがっつり残されている。
ワイちゃんがこれまで書いてきたようなことは、詳しくわからぬまでも勘や雰囲気で察していらっしゃる。
過労もあって、お子さんが困らぬだけの諭吉を遺され旅立たれるわけだが、
残念なことにお子さんもまた使い切れないうちに、なくなるケースがある。

勘のいい子はお気づきだと思うが、この場合、
メンタルつよつよ前夫と異母兄弟姉妹が棚ぼたゲットだぜッ!になる。

死ぬほど悔しいとなるのは間違いない。
ワイなら末代まで祟る。

もちろん思いはそれぞれなので、決めつけて動くわけにはいかないのであるが、こういった、お金の面と権利の面、どちらも十分に安心していただくため、想定されうる様々なリスクを押さえたうえで、しっかりとご提案することが、真のお客様満足につながるだろうと思われるので、次回はこの辺りに触れていきたい。

続く

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