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クリティカル・アナリティクス【競争力養成プログラム】

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日々のゼミで行なっているクリティカル・アナリティクス(略称:CA)をまとめて、発信しています。
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#削減

上久保ゼミ・オリジナルのディベートトレーニング法:クリティカルアナリティクス(CA)

上久保ゼミ・競争力養成プログラムでは、「1人対全員」という独特の形式で行うディベート・トレーニング法を導入し、「批判的分析力を磨く場」を自ら創っています。  このトレーニング法では、まず1人が「立論者」となります。立論者は、事前に社会問題の1つを取り上げて、それに対する自らの主張をA4・1枚程度の文章にまとめ、他のメンバーに提示します。その他の「討論者」は、立論者と反対の立場で、自らの意見をまとめてトレーニングに臨みます。  立論者は、できるならば自らの本来の主張と逆の立

行政改革の一環により地方議会で議員定数削減が進む是非

記事 https://xsearch.asahi.com/kiji/image/?1681304508896  2022年6月22日、朝日新聞 「広島・安芸高田市議会の定数半減案否決、議会と対立・市長提案」 広島・安芸高田市の石丸市長が、現行の市議会の定数16を8に半減する条例改正案を提出、賛成1、反対14で否決された。本条例改正案を提出した背景について、市長は「抜本的な財政健全化の必要性と市民の評価」とした。続けて「居眠りをする、一般質問をしない、説明責任を果たさな

レジ袋有料化の是非

記事 プラスチック製レジ袋の有料化から7月1日で丸3年が経過した。そこで引用した記事では小売事業者限定(10代から60代以上)1000人にアンケートを実施し、実際の効果について分析されていた。結果から約7割の人が減少したと回答したことから一定の効果があると考えられる。加えて有料化に関するクレームを受けたことがある人は4割以下と批判も少ないと捉えられる。しかし「レジ袋有料化に賛成か反対か」の設問に対し、「賛成」「やや賛成」は合わせて51.1%と約5割の結果となっていることか