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クリティカル・アナリティクス【競争力養成プログラム】

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日々のゼミで行なっているクリティカル・アナリティクス(略称:CA)をまとめて、発信しています。
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#CA

上久保ゼミ・オリジナルのディベートトレーニング法:クリティカルアナリティクス(CA)

上久保ゼミ・競争力養成プログラムでは、「1人対全員」という独特の形式で行うディベート・トレーニング法を導入し、「批判的分析力を磨く場」を自ら創っています。  このトレーニング法では、まず1人が「立論者」となります。立論者は、事前に社会問題の1つを取り上げて、それに対する自らの主張をA4・1枚程度の文章にまとめ、他のメンバーに提示します。その他の「討論者」は、立論者と反対の立場で、自らの意見をまとめてトレーニングに臨みます。  立論者は、できるならば自らの本来の主張と逆の立

11/30 CA「高校生以下のスマートフォンにフィルタリングをかけるべきか否か」

今回のCAでは「高校生以下のスマートフォンにフィルタリングをかけるべきか否か」について議論を行いました。私自身、前回のファシリテーターでは上手くまとめることができなかったため、今回は事前に互いの主張をメモにまとめ随時確認できるように準備して臨みました。結果として、以前よりもまとめることができたと思います。また、自分のレベルを考え、最初は難しく話そうとせず、自分の言葉でシンプルに話した方が良いと思いました。 記事皆様は、日常的にスマートフォンを利用するようになったのはいつから

11/09 CA「夫婦別姓についての是非」

記事夫婦別姓を認めない民法の規定により法律上の婚姻が出来ず精神的苦痛を負ったとして事実婚の計7人が国に賠償を求めたが最高裁は原告側の上告を退けたという。賠償を認めない結論は最高裁判事5人の全員一致であったが、うち2人は夫婦別姓を認めないことを「違憲」とした。民法750条で夫婦同棲を定めており、戸籍法74条第1号に婚姻届の手続きが記されている。その二つが壁となり、社会的に夫婦を承認することが難しくなっている。民法750条→夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の姓を称

5月25日CA

テーマ 日本におけるガソリン車廃止の是非について 記事 2020年12月3日、経済産業省を中心とした第5回成長戦略会議によると、ガソリン車の新車を2030年半ばまでに終了する方向で調整しているとし、2021年1月18日の第240回国会の施政方針演説では前首相菅義偉は2035年までに新車販売で電動車100%を実現することを表明した。日本政府が“事実上のガソリン車の禁止”に舵を切ったのである。この背景にはパリ協定と2050年カーボンニュートラルが深く関係しており、パリ協定では長

CAって何?今日のCAは…

雛菜です。こんにちは! 今日は私のゼミで行っている通称CA(クリティカル・アナリクス)の議論に関して投稿したいと思います。  そもそもろんCAって何?って話になると思うので、CAの内容について大まかにお話ししたいと思います。 CAとは、「1人対全員」という独特の形式で行うディベート・トレーニング法です。これを行うことで、「批判的分析力を磨く場」を自ら創るというものです。    このトレーニング法では、まず1人が「立論者」となります。立論者は、事前に社会問題の1つを取り上げて