マガジンのカバー画像

クリティカル・アナリティクス【競争力養成プログラム】

93
日々のゼミで行なっているクリティカル・アナリティクス(略称:CA)をまとめて、発信しています。
運営しているクリエイター

#問題

上久保ゼミ・オリジナルのディベートトレーニング法:クリティカルアナリティクス(CA)

上久保ゼミ・競争力養成プログラムでは、「1人対全員」という独特の形式で行うディベート・トレーニング法を導入し、「批判的分析力を磨く場」を自ら創っています。  このトレーニング法では、まず1人が「立論者」となります。立論者は、事前に社会問題の1つを取り上げて、それに対する自らの主張をA4・1枚程度の文章にまとめ、他のメンバーに提示します。その他の「討論者」は、立論者と反対の立場で、自らの意見をまとめてトレーニングに臨みます。  立論者は、できるならば自らの本来の主張と逆の立

10月5日競争力CA「今後のジャニーズタレント起用の是非について」

記事と前提質問<ジャニーズ性加害問題の経緯> 1960年代、週刊誌でジャニー氏の性加害問題が報じられた。 2000年代、ジャニーズ事務所とジャニー氏が、週刊文春の発行元である文藝春秋を東京地裁に名誉毀損で提訴。文藝春秋の名誉毀損が認められたが、東京高裁での第二審判決では、第一審を覆してジャニー氏のセクハラに関する記事が真実性の要件を充足しているため、違法性が阻却されると認定。ジャニー氏による性加害が司法の場で認定された。しかし、大半のメディアが報道せず。事務所による性加害調

12_07 CA:日本大学アメリカンフットボール部廃部の是非

競争力CA 日付 2023/12/07 今日のテーマ 日本大学アメリカンフットボール部廃部の是非 記事 日本大学アメリカンフットボール部は、寮から大麻が見つかったことが原因で2023年7月から活動を休止していた。その後、8月3日に警視庁が日本大学アメリカンフットボール部学生寮に家宅捜査に入り、結果的に部員の1人が覚醒剤取締法違反で逮捕された。その後も警察による調査が続き、これまでに3人の部員が逮捕されており、12月1日には新たに3年生の部員が大麻所持の疑いで書類送検された。