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クリティカル・アナリティクス【競争力養成プログラム】

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日々のゼミで行なっているクリティカル・アナリティクス(略称:CA)をまとめて、発信しています。
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#東京

上久保ゼミ・オリジナルのディベートトレーニング法:クリティカルアナリティクス(CA)

上久保ゼミ・競争力養成プログラムでは、「1人対全員」という独特の形式で行うディベート・トレーニング法を導入し、「批判的分析力を磨く場」を自ら創っています。  このトレーニング法では、まず1人が「立論者」となります。立論者は、事前に社会問題の1つを取り上げて、それに対する自らの主張をA4・1枚程度の文章にまとめ、他のメンバーに提示します。その他の「討論者」は、立論者と反対の立場で、自らの意見をまとめてトレーニングに臨みます。  立論者は、できるならば自らの本来の主張と逆の立

当選するつもりがない候補者の立候補を認めるべきかについての是非

記事 東京都知事選挙に56名が立候補している。前回の選挙(2020年)には22名が立候補しており、当時過去最多であったが、これを大きく上回った。東京都では選挙掲示板の枠が48人分しか用意されていなかった。このため都の選挙管理委員会は、届出順49〜56番目の候補者にはクリアファイルと画鋲を十分な数支給し、枠の下部や左右に掲示するように促すといった対応をしている。  世田谷区の保坂展人区長は「公平な選挙とは言えない。事前に枠が足りなくなるのは誰もが想定できた」と苦言を呈してい