VTuberというバーチャルな存在がワーケーションした1ヶ月
基本的には他のKICHATTAメンバーに比べて仕事や居住地の影響も少なく、ほぼ普段通りの生活が送れていたと思います。VTuberとして活動するのは全く影響なし。強いて言うなら食べ物や観光の誘惑が強すぎて、外出する回数が増えたくらい…
雑談というカテゴリに絞って言うなら、かなり幅が広がった感。北海道あるあるネタも、立派に話せるように。
一瞬で過ぎ去ったような感覚すらある滞在期間をざっくりまとめてみました。
1.めっちゃ食べた
元々食べる事が大好き。
上川町について調べた時に「ラーメンの町」だと知ってテンションが爆上がりしちゃったくらいなので、当然滞在中は食べる食べる。今までこんなにラーメンを食べた1ヶ月は無かったでしょう。しかも、全部美味しいしバリエーションもしっかりある。
ラーメンの町と言いつつも、あかしの豚丼、いこいの樽ハイに手羽先餃子、白扇の豚定食…食だけに留まらず、上川酒造の日本酒も…上川の人口って3000人程なんですが、食があまりにも充実してる。
あと、これは意外な事だったんですがコーヒーを飲める場所が多い。
ちなみに滞在中で4キロ太りました。もっと雪かきダイエットしておけば良かった…
2.めっちゃ喋った
職業柄家に篭って作業することも多いため、人と面と向かって話す機会がほぼ無かった私にとって上川町に来て衝撃だったのが、町のどこへ行っても皆が気軽に声を掛けてくれるところ。
元々人と話すのが得意ではなく、自分から声をかけることも苦手なタイプなのですが、薬局でも、セイコーマートでも、KAMIKAWA KITCHENでも、あさひ食堂でも、KINUBARI COFFEEでも、居酒屋いこいでも、スナック男でも、なんなら道端でも、さらっと話しかけてくれる。
ここ最近外部との接点も希薄な状態で過ごしてきた私は、「ご近所皆お知り合い!」なノリだったら違和感を感じるだろうと思っていたのですが、上川町という場所が「元から住んでる人」「外から移住してきた人」で上手く噛み合って回っている町というのもあり、近すぎず遠すぎず、程よい距離感で接してくれるのが凄く心地良かったです。
比較的新しいお店は移住された方や町おこし協力隊の方達が働いていることもあり、そういう気風なのは理解できるんですが、上川に昔からあるお店も「いい距離感のアットホームさ」なのは、上川に関わるたくさんの人たちが作り上げた町全体の、目に見えない名物なのかなぁと。
役場の方達や他のKICHATTAメンバーのおかげでKICHATTAの存在を知ってくれている方が多かったおかげもあるのですが、行く先々で町の魅力を語ってもらえるのはRPGで新しい町に来たワクワク感がありました。
3.めっちゃ楽しかった
もちろん遊びにきただけじゃなく、ワーケーションとしてかみかわKICHATTAのnoteを制作している訳なんですが、とにかく楽しかった。
元々転勤族だったこともあり、私自身も引っ越しはそれなりに経験しているし、北海道自体も元々好きで旅行には、何度も来ているのですが「第二の故郷感」をここまで強く感じたのは今回の上川で初めてのこと。
年単位で住んでいた場所ですら感じなかったはずなのに、上川でのたった1ヶ月の生活で何故「第二の故郷感」をこんなにも強く感じたんだろう。
たぶん1ヶ月じゃ足りないくらい、後ろ髪を引かれる、楽しい場所だったからかもしれない。なんならもうちょっと住みたかった。
1ヶ月じゃ足りないから…そう、1年くらい。上川の四季を体験してみたかった。
きっと1年住んでみたら、その次はもう1回別の季節の楽しみ方をしてみたいから3年くらい住みたいな、なんて思っちゃうのかもしれない。そう思った人たちが居着いて出来上がった場所が今の上川なのかなぁ?
新しい事に挑戦するキラキラした感じだったり、エネルギッシュでパワフルな感じだったり、人からも場所からも元気を貰えるような時間で、離れていても応援したい、そんな魅力が上川にはありました。
決して人付き合いが得意ではない、VTuberというふわっとした存在の私をあたたかく迎えてくれて、こんな風に思わせてくれた上川って場所、シンプルに凄いな…というのが正直な感想です。
年を重ねるごとに新しい挑戦って難しくなっちゃうものですが、騙されたと思って一度上川を訪れてその魅力に触れてみて欲しい。
私も近いうちに、3度目の上川を堪能しに戻ってきたいと思います。
皆さんも是非ッ!