情弱ビジネスの気持ち悪さ。痛々しい実体験を添えて。
情弱ビジネスとは？
おは養分。詐欺師にサプライズを。みのしましゃちょーです。
これを書こうと思ったきっかけは、 参考の「情弱ビジネスを学ぶ」を読んでみて、印象に残る部分のツボが変わったこと。
実際にそれっぽいビジネスから買い物をして痛々しい体験をしたことと教訓を取り上げます。
売り手に対する嫌悪感
以前はあまり刺さらなかったけど、現在は強く刺さるのがコレ。
情弱ビジネスをやってるインフルエンサーってもともとは社会でうまく生活ができない人たちだったわけで、 「一般的な社会生活に不向きな人たち」が、「一般的な社会生活に不向きな人たち」を叩いて お金を集めてるんですね。
この手の、「心に余裕が無い状態」の人向けに「価値があるんだか無いんだかわからないものを売りつける」行為をしている人には、なにがしかの違和感があります。
生理的な嫌悪感や違和感。掘り下げると目が異常にぎらついていたり、体型がいびつに太ったり痩せていたり。話していることに真実味が感じられなかったり。
闇金ウシジマくんの登場人物みたいなな感じで、ウッとくるような不快感が。実体験を交えた内容を使った方が、より伝わりやすいと思うので次の項で述べます。
実体験 コーチングを受けてみたが、不快感が強くなってやめた件。
ラノベのタイトルっぽい見出しですが、こんな感じ。時期としては起業する少し前の頃。 重要な所は太字で書きます。
当時会社員だった私は、行き詰まりを感じていた。そのころ交流会などのイベントなどでちょくちょく会っていた、私より10歳くらい若い人が、コーチングを始めたと聞いて話を聞いてみることにした。
いわく、人生を輝けるコーチングを始めました。モニターになってほしい。半年で30万円。とのこと。
この時点で、単純に金額が高い。当時私が悩んでいた収入増えない問題の直接的な解決に結びつかない。 その人曰く、「師匠から教わるために多額のお金を払った、リボ払いをした、それだけの価値がある」とのこと。
そこまで言うなら、と思って「この人を応援する」意味も含めて前払いで受講することにした。 なんという養分だ！
内容は、なりたい自分を書きだそうとか、人に感謝しようとか。ありきたりのもの。私のいう事を「でも相手はなんたらかんたら～」的なことを言ったり・・・で1か月くらいしたころには、嫌々会うようになってきた。
そして、このコーチングの仕事に真剣に取り組む気が無いと感じた（詳細は次項）
3、4か月目には、セッションを受ける時に、向こうがヒステリックに怒鳴る事もあり、ダメだこりゃと思うようになってきた。
5ヶ月目くらいには顔も観たくないくらい嫌になってきてどこかの喫茶店で1000円だけ叩きつけて無言で立ち去った。これが答えだ！的に。
彼は真剣に取り組む気が無かったようだし、その器でもなかった。
彼は、このコーチングに対し真剣に取り組んでいるようには感じられなかった。というのも、私が聞いてもいないのに、彼が手掛けている他のビジネスの事をそして将来的にやりたい事があると私に語っていた。私の前でそれを言うのは避けろ。せめて言うとしても、目に見えた効果が出てきてからするのが筋だろう。
それ以上に、何か悪いものがついているような感じがした。その4，5か月間の間でも目に見えてブクブク太っていき、ウシジマくんに出てきそうな、繁華街のたまり場にいそうなヤンキーでもないない、道端に座ってくっちゃべってそうな風貌になっていった。目つきも、ギラギラしているが瞳孔には光が無いという、ウシジマくんに出てきそうな感じになっていた。
その後とある場所で、「コーチングやカウンセリングは、その話に感情移入せず淡々とすることが大事。」「いちいち真に受けていると心身の調子を崩す。」などの話を聞き、一気に腑に落ちた。
彼はまだ、コーチングをする器ではなかったのだ。
私側にも問題はあった。
良い人すぎた。しかも、違和感を感じながらも断れなかった、ただの都合の良い人という、より始末の悪いタイプ。
提供側の労力を考えると、金額的にはまぁまぁ妥当だったという謎判断も問題。おそらく接触時間としては月8時間くらい。準備も同程度かかり月16時間×6ヶ月で96時間。 30万円で割ると1時間あたり3000円ちょっと。
そこから得られる効用を考えず、金額的には適切という謎ジャッジをしたのもまた問題だろう。
うまく行っていない時に、藁にもすがる思いで本当に藁（効果が期待できないもの）をつかんでしまったようなことだ。
参考
「情弱ビジネス」をまなぶ きよごん
人材派遣で不安定な日々を送っている村上仁 漫画闇金ウシジマくんの人間学
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