ADAM FESTに行けた
(とりあえず)最後の抗がん剤(ドセタキセル)の点滴が終わったことは前回の記事で報告しましたが、その後の副作用について。
7月11日(木)にドセタキセルの投与が終わり、翌日から倦怠感が。
前まではドセタキセル投与後から3日後ぐらいに倦怠感、4日目ぐらいからダウン。という流れだったのが、今までの蓄積でしょうか。2日目、シャワーを浴びたら体力ゼロになり、そのままダウン。
3日目、日曜日ということもあり、各所でライブが行われていて、顔を出したい、会いに行きたい人たちが各所にいるので、どっか顔出したいなーと思って、「MINATO RISE」という焼津でのフェスを主催するとつかうまれさんに会いに行こう!と。前日の体力ゼロも忘れて大井川漁港へ向かうことに。
車なので余裕でしょ。と思っていたのですが、結構時間が掛かってしまい体力低下。なおかつ、お祭りは好天気で大盛況。駐車場も空きがないような状態で空いてそうな駐車場から会場まで歩く元気は無く。仕方ないのでそのまま帰宅することに。
しかしパワー不足、昼飯食べれなかったので牧之原SAで遅めの昼食。
仮眠もして少し体力復活したので速攻で帰宅。
そこからぐったり生活のスタート。仕事にも行けず、シャワー浴びる元気もなく、ずっと家で横になっている日々。
翌月曜から土曜日まではほとんどダウン。(という状況の中、木曜日だけどうしてもな事があり、なんとか出勤)
表題のADAM FESTは土曜日と日曜日の2日間開催だったので本当は土曜日も行きたかったのだけど、全然行ける気がしなかった。
そして日曜日。朝になってやはり自力で浜名湖ガーデンパークに行く事は出来ないと判断してその無念さを「X」にポストしたところ、友人が「ADAM FEST行くなら迎えに行くぜ」と連絡をくれた。
めちゃくちゃ嬉しかったけど、正直不安もあった。
友人だって楽しみたいだろうし、私に何かあって迷惑を掛けることになったら最悪。今日は果たして行って大丈夫だろうか…
悩んだ。
けど人の親切には素直に頼る。という考えが昔から私に備わっていたので、その教えに背くことなく、素直に従い迎えに来てもらった。
お迎え場所を分かりやすいように近所のコンビニに指定した。
コンビニまで徒歩5分。それも少々しんどかった。
コンビニに到着して友人の車に乗せてもらい、浜名湖ガーデンパークに到着。
ガーデンパークはとても広い会場なので駐車場からも距離がある。
直射日光に当たると弱るね。
しんどいなーと思いながらも早く歩けるわけもなく、ゆっくりゆっくり向かってくー(ゆず「夏色」風)
会場に着くと良い感じに後ろの日陰が空いていたのでそこに座って「JABBERLOOP」から楽しむことができた。
そして20年前から好きな「SCOOBIE DO」先輩のライブも久しぶりに楽しむことができた。
会場はアツイながらも日陰だったので快適に過ごすことが出来た。
帰りも送ってもらったのだけど、その時には「音楽の力」も相まって「晩飯どっか行く?」と私から友人を誘うまでに元気になった。(実際の体力的に元気だったかどうかは不明。でも心は充分すぎるぐらい元気だった)
私の提案通り、食事に行った。病気後は酒を飲んでいないので「食事」と言うが、行く先は居酒屋。お酒は飲まないけど、それでも美味しい単品料理を色々と楽しめる居酒屋は今の私にとっても、居心地の良い場所。
美味しい料理と友人とのトークで心も体も喜んでおりました。
お腹もいっぱいになり、コンビニのアイスで乾杯をしてこの日はシメ。
家の近くまで送ってもらって、本当に助かりました。
というわけでこんな状況ではありますがADAM FESTに行けたよー。
という元気報告でした。
その翌週にはD.W.ニコルズの鈴木健太さんの「Kenta's Music Base vol.28」に行けたし、UNISON SQUARE GARDENの20周年記念ライブにも行けた。
この元気の源はADAM FESTに行けたから沸いてきたのかなー。なんて思ったり。
おかげで、D.W.ニコルズ鈴木健太さんの「Kenta's Music Base vol.28」では新しいイベントの着想をいただいて、健ちゃんとも話が出来て、元気をもらったり。
ユニゾンの20周年ライブでは彼らの歩んできた時間を想って胸がいっぱいになったり、同じく20周年の窓枠への想いが膨らんだり、昔から仲の良いユニゾン友達と久しぶりの交流ができたり。そういうパワーをまた自分の糧にして前向きに進んで行こうと思います。
この数日で本当に色んな人に支えられてるなーと改めて思ったし、これからも支えられるんだろうなとも思う。
それに気付けたのは胃がんになったおかげだな。
っというわけで色んな人の力と音楽の力を借りて、生きております。これからもよろしくお願いします。
今回も長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ではまた。
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