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片付けの上手な手伝い方

こんにちは
整理収納アドバイザーの神山ちかこです。

今回は片付けをしている人の上手な手伝い方

整理収納アドバイザーとしていろんなお家に訪問させていただくのですが、
依頼主様のご家族の方の手伝い方が
とっても上手!というパターンもあれば
惜しい!というパターンもあり…
手伝い方のポイントをわかりやすくまとめてみました♪

ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです^^


片付けに集中させてあげる


片付けでは
これ、捨てようかな?とっておこうかな?
という難しい〜判断をたくさんしなければなりませんよね。

そのため、同時に別のことを考えると本人の脳はすぐに消耗し
判断ミスをしやすくなります。

そこで
「これ懐かしいね」「これは捨てれば?」「なんでこんなに散らかしたの?」
などとたくさんチャチャを入れてしまうとあまり良くありません。

例えば
「捨てれば?」「とっておけば?」などの言葉は
迷ってしまう可能性があるので基本的には控えましょう!
(聞かれたら答えてあげるくらいがベスト。
聞かれてから答えるからね。と伝えておくのも良いでしょう◎)

特に
「こんなに散らかして!」「だらしがない!」と叱責するような声かけは
一番良くありません。
脳が緊張状態になると保守的な判断しか下せなくなり
「全部使うもん!」ということにもなりかねません。
本人のペースで進めさせてあげましょう◎

ただし
「これ欲しい」はOK♪

「あ、捨てるにはもったいないと思っていたから、使ってくれるならあげる!」
「やっぱり欲しい人が周りにいるくらい価値があるならもう少し持っていたいな」
など、
決断を早める良い効果があります☺︎

片付け中はサポートする気持ちで声掛けしてあげましょう◎


周りができることは決まっている

人の片付けを手伝う上で一番やってはいけないことは
「勝手に捨てること」です。

「埃をかぶっていて何年も使ってなさそうだったから」
「壊れていたから」
「(炊飯器など)2個もいらないと思った」

落ちていた埃や髪の毛は捨てて良いと思いますが

片付けてから「あれって捨てた?」と聞かれても
「全部確認をとったでしょう?」と言えるくらいがベスト!

どんな理由があっても確認してから捨てるようにしましょう◎



「じゃあ何をすれば良いの?」というと

掃除、ゴミの分別、家事、子供の面倒、
小休憩のお茶の用意、これ捨ててもいいと思う?などの質問受け

などなど

できることは意外にたくさんあります。

これだけでも、とても充分ですが
それでもまだ何かできるという場合には


「あらかじめカテゴリーを分けておく」というのも大変おすすめです。

例えば書類の整理、
自然と出来上がった書類の山を上から一枚ずつ見ていくとカテゴリーがバラバラで
頭の中のカテゴリーを何回も切り替える必要があります。
これも疲れやすい原因に…。

そういう場合は手伝う側があらかじめカテゴリーに分けてあげましょう!

例えば「役所系、金融系、学校系、趣味系、子供の絵、思い出系」
というカテゴリーに分けておけば

「今はこのカテゴリーについて考えればいいんだな」とわかりやすくなり集中力がアップします☺︎

二度手間のような作業ですが
これがとってもスムーズに行くようになります。


まとめ

片付けってすごく頭を使うので
集中できるように環境を整えてあげることが一番効果的です。

そしてデリケートな作業でもあるので
片付けがきっかけで傷つけてしまったり
信頼を失ってしまう可能性もありますので
注意してサポートしてあげると良いでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました♪

この記事では
”本人が既に片付けている状態でのポイント”になりますので

”なかなか片付けをしてくれない時のポイント”
こちらの記事で紹介しておりますので
ぜひチェックしてみてください^^


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