クジラ禅コラボ

トライバルって何よ

どうも、トライバルデザイナー / 細密画家のGAIです。
なんだか細密画についてちょろっと書いたらなんだかいろんな人に読んでいただけたようで、感謝感謝です。
以前はブログなんかも書いたりしてましたが、面倒くさくなって3つばかり放棄しましたが、noteは続くとよいですね。そのうちブログに書いた内容を丸パクリしてこっちに投稿するかもしれませんが、文の書き方が随分と変わっておりますので、なるべく丁寧に書き直しつついこうと思います。

さて、今回はトライバルについてちょこっと書こうと思います。トライバルってなんぞ?という人がなんとなくでも分かっていただけるような事が書ければと思っております。

トライバル=民族、部族

ということです。
よくあるのが、トライバルデザイン、トライバルアート、トライバルミュージック、トライバルダンス、なんてものです。
僕がやっているのはトライバルデザイン(アート)です。トライバルって何?と言われたら「部族」と答えるのが正しいというわけですね。
しかし、質問した人はそんなことを知りたいわけではないと思うので、デザインの部分を説明していきましょう。

決まりはない。

トライバルデザインとは、民族模様のことです。
海外にも日本にもあります。伝統的な模様のことはすべてトライバルの括りです。
例えば、北海道のアイヌ民族。アイヌ文様というのはとても有名ですね。沖縄にも沖縄文様があります。琉球のお土産としてとても愛されています。
海外であれば、ポリネシアンタヒチ、サモアなどが有名です。模様、と言っていますがどこに使われていたものかというと、タトゥーです。
日本でいうところの入れ墨。島には金属の針なんてものはありませんので、尖らせた骨を使って、煤けた灰を使って黒を入れていたという話もあります。
さて、伝統的なトライバルというのは何十種類もあるわけですが、かといって現代のトライバルは伝統芸能のような由緒正しいものなのかというと、そういうわけではありません。
もちろん、それぞれの部族模様に沿ったデザインをする方も大勢いますし、それぞれとても魅力的な模様ばかりです。
ですが、「トライバルデザイナーGAI」が描くものは伝統模様ではありません。

オリジナル民族になる

GAI民族です。
どういうことかというと、自分独自に模様を作り出せるということです。
どこの伝統とも文化とも違う、自分独自のデザイン性。その人にしか描けないオリジナルの模様。それも、トライバルの一種です。
決まりはありません。
以前は黒一色で、なんて考えもありましたが、今はデジタルで描いて色をつけて、エフェクトをつけて、なんてアート活動にも使われています。ちなみに僕はいまだに黒のみで描きます(面倒臭い)

描きたいのだけどどうすれば?

何度でも言いますが、努力です。
まずは描いてみてください。自分の好きな模様を見つけて、真似して描きます。
使う道具はなんでもよいです。鉛筆でも筆ペンでもボールペンでも。慣れてる道具でよいと思います。もちろんデジタルで描いてもよいと思います。
大事なことは始めることです。
始めなければ進むことは永遠にありません。
そして、手始めに100枚くらい描いてみましょう。
本当にうまくなりたいならば、100枚なんて少ないと思いませんか?

好きになる

好きになりましょう。トライバルを。別に民族模様を全部覚えようとかじゃありません。単純に「この模様好きだなあ」「うわー、こういうの描きたい」「どんな意味があるのだろう」そういうのでいいんです。
絵に限らず、何かを始める時は好きになることが一番大事です。
理論や理屈なんて後でいくらでも、どうにでもなります。
まずはスタートして、好きになりましょう。
全てはそこからです。


トライバルデザイナー / 細密画家 GAI


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