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手触り良くするだけがヘアケアじゃつまんない

「トリートメントして手触り良くしましょう!」
でおなじみムライです。
(いやタイトルの人物お前かい)

冗談はさておき、
今回は美容室のメニューの柔軟性のお話しと、美容室の料金に対するお話しをします。
いつも努力を惜しまない美容師さんの価値を上げたいです。

今は髪質改善、美髪、ツヤ髪などキレイな髪質が全盛な雰囲気です。

今回は酸熱トリートメントが良い悪いとか、「成分が〜。。。。」とかって話しではありません。

クリーンな話しです。

いいですね?

毒を吐くつもりはありません。

いいですね?
(もうええわ)


ニーズに合わせヘアケアも変えられるように

今、トリートメント系とストレート系の施術が呼び方をバージョンアップして髪質改善というワードが生まれ付加価値がついている感覚があります。

これはいいんです。

ただ、トリートメントも他の施術みたいに柔軟性があったら幅は広がるかもよっていう持論を今から展開していく村井はからあげが大好きです。
(あっそ)

こっからは真面目です。本気出す!

例えばカットの流行やいつもと違うヘアスタイルに変化する時、同じシザーでも流行に合わせたりお客様のお悩みの変化に対応してヘアスタイルを提供します。

ヘアカラーも同様、多少のカラー剤のトレンドや美容師さんによって使いやすさはあってもブリーチの手法やカラー剤の細かな調合でお客様の要望やトレンドをご提供してますよね。

それでいて、トリートメントは意外とそうでもないんです。


例えば
「ちょっとまとまりを持たせる。」
「表面のジリつきの原因を改善。」
「手触りより薬剤の匂いが嫌だ」
「細くなってきたからしっとりよりハリが欲しい」

など、髪質のお悩みもヘアスタイルやカラー同様に細かくご要望は分けられることが多いです。

薬剤の前に保護をする前処理だとしても同様、

「軟毛だからパーマのリッジを今より意識できるような前処理」
「ブリーチ部分は色が濃く入りやすいから、適切な時間おけるような毛先への前処理」
「現状より手触り悪くならなければそれでいい」

そんなピンポイントな部分に思いっきり悩みを抱えているお客様も中にはいらっしゃいます。

カットであればクセがある髪と無い髪で多少カット方法や毛量調整など変えますが、トリートメントですと決まった形を当てはめるパターンが多い気がします。

主役級のヘアケアと名脇役のヘアケア

今は髪質改善やツヤ髪系トリートメントがSNSで映えることもあり目立っていますが、先ほど書いたようにヘアケアはいつものカット、いつものカラーの最高の補助をしてくれる超絶美人な女房役でもあります。

髪質改善が大黒柱だとしたら、最高のサポートをしてくれるヘアケアは裏方のゴーストライターみたいな。(表現が超絶下手くそ)

ですからカットやカラーが得意だとしてもケア分野も視野を広げると得意なカットやカラーをもっと価値を感じていただけるように今より引き立たせることができるんです。


ケアを脇役で活かせるメリット

語弊があるかもしれませんね(笑)

ただ髪質改善ブームも飽きて下火になった時です。
そのブームのたびに新しいトリートメントに変えるのか、むしろヘアケアがブームに乗ってこない場合もあります。

その時に幅を効かせられる知識を持っていたら…?

流行に沿って活かせちゃうんですよ!!
はっはっはーーー!!!

平均年齢やニーズが変化してお客様の悩みが変化したとしても…
使い方を知ってれば細分化して悩みに合わせることができるんです。

システムトリートメントをシステムトリートメントとして
「1をつけて次は2、3」で終わらせていたら広げられない領域です。

シザーでいえば切れ味にこだわるように成分にはこだわりながら、そういった使い方が出来たら様々なお客様のニーズにより合わせられる可能性が広げります。

今後のヘアケア

今まではシステムトリートメントにお客様の髪を当てはめるスタイルでヘアケアをご提案していたと思うのです。

今後はヘアスタイル同様にヘアケアのニーズの多様化も進むことを考えると、お客様の要望や悩みに柔軟に型を変えていけるケアができていたらより強い味方になるのでは無いかと思います。

ヘアケアを脇役にすると言ったウラの理由


ここからは美容師側の目線。

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