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#1 予定を立てる【完全理系への道】

どうも、かみです。某公立大学で建築っぽいことを勉強しています。いるのですが、実は、高校生のときは文系選択。大学に入ってから理転した「理系もどき」です。建築とは言いつつも文理融合の学科。元文系でもついていけるようなシステムはたくさんありますが、今後を考えると高校理系科目を押さえておくに越したことはないでしょう。

そこで、noteを利用した素敵な企画を思いつきました。題して「完全理系への道」!完全なる文系でもなければ、理系でもない、そんな筆者が今年度中に高校の理系科目を総ざらいして高校での理系選択者ぐらいの知識を身につけようというものです。

思い立ったが吉日。勉強を始めることにしましょう。しかし、何事も計画と準備は必要不可欠。はやる気持ちを押さえて予定を立てることにします。

まずは現状確認と目標設定

高校生の頃文系選択だったことに違いありませんが、理系が全く苦手かというと、そうでもありません。センター試験で最も得点率が高かったのは数学I・Aで、高校時代最も好きだった教科も数学でした。一方、いわゆる理科に属する科目は全て基礎科目のみ履修済みではあるものの、暗記科目が軒並み苦手な筆者はどれも大して得意ではありません。大学に入ってから授業や自習でやっている範囲もありますが、今回は改めて学び直すことにします。

この企画を通しての目標はもちろん、「完全理系」になることですが、各教科について具体的に目標を定めてみましょう。

<数学>数学I・II・A・Bについては高校の間にマスターしたと考えて差し支えなさそうです。もちろん記憶違いや勉強不足が全くないわけはないので、都度補うことにします。目標は数学Ⅲの習得。実は大学入試が終わった頃からずっと勉強するする詐欺をしていたので、ようやく取り組むのか、というのが正直なところです。

<物理>大学に入ってから最も勉強した科目であり、中学時代から「こいつとは馬が合わない」と感じてきた科目でもあります。同時に、建築を学ぶ上で必要不可欠になる科目でもあります。特に筆者は構造分野に大変興味があるため、力学を中心に高校で学習する範囲を全体的に習得することを目標とします。

<化学>かなり好きではあるものの、記憶力のなさからいつも点数が低い科目その1。センター試験で基礎を選択して見事低い点数をとった気がしますが、過去のことは記憶にありません。建築学には直結するのかよくわかりませんが、事象を聞いて何かを理解し、説明できるぐらいにはなりたいものです。

<生物>かなり好きではあるものの、記憶力のなさからいつも点数が低い科目その2。センター試験で基礎を選択して見事低い点数をとった気がしますが、過去のことは記憶にありません。こちらも建築学には直結しなそうですが、全体的に理解し説明できるところを目標にしましょう。

<地学>最も扱い方が分からない科目。そもそも通っていた高校では文系は基礎を履修しなければならないのに、理系は触れることすら許されない科目でした。しかし、興味深くもあるのがこの科目。全体的に理解したい、と言いたいところですが、今回はこの科目のみ学習範囲を限定します。すなわち「地球に関する部分のみ」。宇宙や天体は一旦勉強しないことにします。理由は簡単。特に宇宙について、小学生の頃から理解に苦しんでおり、今もなお、興味を持てないためです。一般的な理系が学習しない科目であることも踏まえ、宇宙・天体分野はかいつまんで学習し、必要になったり興味が出たりしたときにやることにします。

具体的な計画を立てる

さあ準備は整いました。計画を立てましょう。

ところが筆者は気づいてしまいました。今まで計画を立てては崩れ、立てては崩れ、を繰り返してきたことに。いつも厳密にきっちりとした素晴らしい計画を作るのに、一度としてそれを成し遂げられたことはないのです。ここで計画する際の注意点やなんやかんやを調べるのもいいのでしょうが、実はそれをやった上で計画通りに実行できた試しがありません。

計画を立てると、それで満足して翌日から無視してしまうタイプの人間なのです。

そんな人間が、わざわざ一生懸命ここで計画を立てたところで、うまくいくとは到底思えません。勉強する際の定石はある程度決まっているのでしょうが、合う方法でなければなんの意味もありません。筆者は筆者にあった方法でやることにしましょう。

なんとなく計画を立てる

今までもやってきたのが、ぼんやりと「ここまでにこれをやろう」というのを定める方法です。そうすれば、「今日勉強しなかったけど明日明後日やればいいや」「今日はびっくりするぐらいやる気があるから本来なら来週ぐらいにやっていたであろうところまで終わってしまった」という波のある勉強が可能になります。また、あまり先まで予定を決めきらない、というのもよくやっている方法です。どうせそのときにはそのときの状況があり、今決めた通りになどいかないからです。

筆者の場合、勉強の最終的な目標さえ定めておけば、たとえ最後に辻褄あわせでとても忙しくなったとしても(夏休みの宿題を最後の一週間で仕上げるようなものです)、その目標を達成することができます。あくまで個人的な性質ではありますが、そして世間的にはあまり褒められた方法でないのも分かっていますが、今回もこの方法で行くことにしました。

ということで、近くてぼんやりとした計画を立てましょう。

キリがいいので、期間は9月中にします。やる内容は、多く決めすぎると面倒な気持ちが出てしまう上、計画を立てて満足してしまうもとになりかねないので、ひとつに絞ります。期間や自分のモチベーション、ステータスを考慮して数学IIIをやることにしましょう。

使う教材はこちら。

東京出版編集部 編(2017)『大学への数学 数学IIIの入試基礎/講義と演習』東京出版

(教材の載せ方はこれでいいのか)

9月のうちにこれを一冊やりきってみることにします。

近くてぼんやりとした計画が立ちました。明日から頑張っていきましょう!

今回はこの辺で。失礼いたします。

<教材あるいは参考文献>
東京出版編集部 編(2017)『大学への数学 数学IIIの入試基礎/講義と演習』東京出版(Amazon

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