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あの扉の向こうに『塗りつぶされるボク』

あの扉の向こうには


酷く落ち込んだり

何も考えず

溢れてくる涙を感じたり

深層から変化を求められている。

気持ちは高鳴る

心は泣いている

人の本質は変わらない。

であるのなら、この想いや快楽を

求めていたのか

『塗りつぶされていくボク』。

姿に変わりはないけれど

眠っていたワタシが

『ボクを塗りつぶしていく』。

逆らうのか従うのか

どちらもきっと違うんだろう

それがありのまま

出て来なかっただけ。

少しずつ侵食されて顕になる

ボクの何もかもを

『塗りつぶしていくワタシ』がいる。



そんな、いずれ『ワタシに塗りつぶされて』消えゆくボクの感情の物語。。

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