あの扉の向こうに『そんなことは、わかってるんだよ』

あの扉の向こうには
「

どうしてこうなったのか

それを詰めてくるけれど

理由なんて

『そんなことは、わかってるんだよ』。

自分が不甲斐なかっただけ
自信がない事が全ての元凶

知らない間に傷つけていた

知らない間に驕っていた。

気が付いたのは

全てが終わった後

お互いの溝の距離は

すでに広がりきっていた。

言い直すのなら

離れていってたと言うべきか

過ぎた事を言われても

アナタが居ないこの場では

反省と後悔が行き来するだけのジレンマ。

アナタを非難することは

簡単だけどしたくない

これまでの思い出を微笑みで

手放せたのなら。

過ごした時間を忘れた頃に

偶然に出逢えたとしても

いつか笑顔で

すれ違える気がする

」

『そんな事は、わかってるんだよ』だからこそ、あの頃のままじゃないと見返したい物語。。