あの扉の向こうに『時間を探して』

あの扉の向こうには
「

したい事があるのに

仕事ばかりの生活に

嫌気がさす事がある。

この埋まりきった予定から

キミに逢うための

『時間を探して』。

こんな単純な事なのに

こうも見つからない

もどかしい時空を彷徨って

少しイラつくワタシがいた。

余裕のない心を慰めて

なんとか『時間を探して』みるも

やっぱり見つからない。

このままでは

いつか壊れてしまいそうな

焦燥感にさいなまれ

キミの存在の大きさを

改めて感じる。

待っていてくれるのだろうか

最悪なシナリオを妄想して

落ち込んでみたりする。

仕方ないよね

ワタシが選んだ路なのだから

ただキミに出逢うための

『時間を探して』。

ワザとらしい

「ごめんなさい」を添えて

この先にいる

キミとの『時間を模索』して。

もう少し掛かるけど

きっと行くから待っていて欲しい

まだ見ぬキミとの『時間を探して』。

」

そんな、キミを『探し出す時間』が見出せない日常のジレンマの物語。。