あの扉の向こうには『もういいかな、外しますね』

あの扉の向こうには
「

そろそろいいかな？

想い出に浸るのは

もう辞めようと思う。

結局は誰と出逢っても

どこか比べてしまう

それ程の出会いだったのかもな。

いつの間にか外されたフォローは

とりあえず様子を見ていた

こちらが外さないのは

嫌いになれなかったから。

どこかにはまだ

未練や望みがあるかもしれない

けど

『もういいかな、外しても』。

ほら、ちゃんと外したよ

結局、最後にした約束も

その場しのぎの言い訳に過ぎない事は

よくわかってる

そういうの何度も聞いてきたからね。

もう守れない約束はするなよ。

では、お達者で。

」

そんな、フラれた記憶をやっと外す事ができた自己満足の物語。。