ピンチな映画館とその対策案
映画は大好きで、一時毎週1本は見に行ってたことのあるほどでしたが、そんな私が気になったニュースについて書きたいと思います。
映画館がピンチ
『鬼滅の刃』で映画館もにぎやかになってきて、そのタイミングで映画館は席を全部の席を使っての営業を始めました。
しかし、全国興行生活衛生同業組合連合会が2020年9月に改訂した新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインには、
収容率100%にする場合は、飛沫感染を防止するためにマスクを外す懸念のある食事をさせないように努める。ただし、飲料に関してはその限りでない。
と書いてあります。
つまり、早い話が、劇場内でホットドックもポッポコーンも食べちゃダメだよってことです。
では、なぜ、それだけで映画館がピンチになるのでしょうか。
それは売店の飲食物の売り上げが予告などの広告収入と並んで、映画館の売り上げのほとんどを占めます。
今まで、得ていた収益が激減してしまったわけです。
考えられる対策
確かに私も映画を見ながら、ポップコーンを食べるのは大好きですが、感染対策の面でも禁止にするのはもっともですし、家に持って帰ってまで、食べようとは思いませんよね。
そこで、それについての対策を素人目ながら考えてみました。
まず1つ目は映画のついでの客をターゲットにサービスをすること。
当たり前のことですが、映画館に行く目的はまず間違いなく、映画で、そのついでにポップコーンを買い、グッズを買い、ゲーセンで遊んで、買い物をして、食事をして帰るわけです。
つまり、この隙間に何かしたのサービスを挟みこめば良いのではないでしょうか。
具体的には、せっかく映画で2時間の拘束時間があり、終わる時間も分かっているのであれば、めちゃくちゃ時間のかかる料理を映画の前に注文して、映画の終わりに受け取る仕組みです。
すると、
映画のついでにご飯を頼み、映画を見て、料理を受け取り、それを家またはフードコートで食べて、それから買い物などをする。
という1日の工程を設計できます。
2つ目は食べ物を持って帰ってもらうこと。
つまり、家でポップコーンを食べてもらうことです。
とは言え、やはりポップコーンはわざわざ持って帰ってから食べるよりもできたての方が当然美味しいです。
しかし、映画館並みに美味しいポップコーンはその辺ではなかなか買えません。
そこで、家まで温かいまま運べる仕組みを作ります。
そのうえで、家でポップコーンを食べるために、映画館で古い名作と呼ばれる映画のDVDのレンタルまたは販売を行います。
そうすることで映画館の美味しいポップコーンを食べながら、映画を観ることができます。
おまけ ポップコーンが映画館で売られている理由
ポップコーンはまず原価率が安いです。
実はポッポコーンはざっくり1個あたり、たったの12円です。
あの大きさのものが10円で仕入れて、500円で売るとそれはすごい利益ですよね。
ポップコーンは映画鑑賞にも優れています。
ポップコーンを食べてもそんなに大きな音がしません。
服に落ちても払えば汚れないし、掃除もしやすいです。
また、ポップコーンは保存が利くから、廃棄が出にくく、日持ちがします。
以上の理由からポップコーンが映画館で好まれているのですね。
最後に
私は今年は全然行けてないですが、映画館で映画を見るのは家で見るのとは違ってなんとも言えない臨場感があり、映画館に行くのがすごく好きです。
特に田舎出身ということもあり、休日に遊ぶと言えば、映画とボーリングとカラオケぐらいしかなかったものですから、本当に田舎の映画館には頑張って欲しいものです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?