見出し画像

善い行ないとは?

ラジオでこんなお話を聞きました。

「公共のトイレに入ったときに、僕はいつも次の人のために便座を綺麗に拭いてから出ます。当然、いい行ないをしたと、いい気分に浸りながら出ます。
しかし先日、いつものようにそれをして出たら、ドアの前で待っていた人に睨まれました。その人は切羽詰まった表情をしていました」

次にトイレを使う人のために便座を綺麗にすることは善い行ないです。
けれども、ドアの前で切羽詰まっている人が待っていたのなら話は別です。
たとえ待たれていたことに気づかなかったとはいえ、これは善い行ないとは言えません。

それならば逆に、待っている人がノックのひとつでもしていたら?とも考えてしまいます。

いろいろありますね……。

このお話を聞いたとき、世の中の出来事ってこんなことだらけなんだろうなぁと思いました。

亀さんは、このようなお話を聞いたときに、もし仮にあの時こうだったらどうなっていたのだろう?と想像することがよくあります。

例えば、この日に限って少し長めに掃除をしていたら、突然、ドアをノックされた瞬間、向こう側からうめき声とともに茶色い音がブリブリブリと聞こえてきたらどうなっていたのだろう?

しかもブリブリした人はデート中だったらどうなっていたのだろう?とか……。

本当に世の中、いろいろありますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?