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#013感情を手放す

ためにならないのにもかかわらず、

一つの視点や考えを持ち続けたことは

ないだろうか?

その感情のもととなった出来事を

変えたりすることはできないのに、

その感情を続けたことはないだろうか?

引き金となった最初の出来事がずっと前に

もう終わった事であるのに、緊張や不安を

持ち続けたことはないだろうか?

失望や不幸の原因は、

制限された考えや感情を持ち続けることだ。

持ち続けることの反対は何か?

『手放す』ことだ。

手放すことも、持ち続けることも

生きている中で、もちろん自然に起こる。

感情の手放し方がわからないという人が

いるが、、、

自分では気づいてないかもしれないが

実に簡単に手放すことを

経験している。

『手放す』ことは、持って生まれた自然な

能力だ。

子供を見ていると、誰でも簡単に自然に

感情を『手放し』ている。

子供が、遊び友達や親に怒って

「大嫌い。もう二度と口きかない」と

言った数分後には

何もなかった様にまた一緒に遊びだすとか…

そんな光景は日常にある…。

しかし、成長するにつれて

両親や学校の先生や、友人、社会全体から

感情を解放しないようにと教育されるため、

この能力を使わないように

なっていってしまうのだ。

そして、多くの人はいつ手放すのがいいのか

わからなくなり、適切でないときも

持ち続けてしまうのだ。

感情がわき起こったときに
それを十分に感じとり、必要に応じて手放す
代わりに抑圧してしまうと、感情は消えない
まま心に留まってしまう。
感情にフタをしたり、奥底に閉じ込めたりして
本当に感じている事を否定し、抑圧して
ないふりをしていると
潜在意識に自動的にストックされてしまう。
抑圧は、向き合う事を避ける事と、感情から
目を背けること。

また抑圧の反対は「表出」だが
怒っているときは、叫ぶとか、悲しいときは
大声で泣くとか、、、感情を行動に移すこと。

表出は抑圧よりは、感情をブロックしてきた
場合、気分がよい場合も多いが、欠点もある。
不適切な表出(プロの理解者の伴わない環境や状況)は、大変な不和や摩擦の増大につながり
コントロール不能な感情を互いに募らせたり
してしまう。

表出も抑圧も
バランスをとって
健康的で長く続く自然な結果を追求したとき

改めて第三の選択肢の

『手放す』ということの自然の安堵の波が

身体を通り抜ける。

人は、感情を握りしめることも

手放すことも自由に選択できるのだ。

どんなに複雑に絡み合う鎖のような感情も

ペンを手放すように、手放すことは

可能だ。

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