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よく聞く麻雀用語について

 こんばんは、かmeです。(挨拶)

 今回は、放送対局時によく聞くであろう麻雀用語について解説していきたいと思います。他にもこーいった用語を聞くよっていうのがあれば教えてください。次回あたりのネタにします。

 基本的に、放送対局時は、状況の移り変わりも激しく、毎回、用語の説明はありません。麻雀をやっている人が見る番組ってこともあるかもしれませんが。

 今回は、最近見た対局で実況の人や、解説の人がポロっと出ていた用語から、いくつかピックアップして説明していきます。

 頭ハネについて

 頭がハネる?なんじゃそりゃと思った人もいるかもしれません。これは、麻雀のルールでダブロンありとかトリロンありだとか、ロンという行為、出和了りに関係しています。

 この出和了に関して、ゲームや大会などで取り決めが違ったりします。例えば、天鳳やMリーグでは以下の通りとなってます。

 天鳳(段位戦):ダブロンあり、トリロンは流局

 Mリーグ:和了者は一局に1人とする。(ひとつの牌に2人以上の和了宣言があった場合は、放銃者の下家、 対面、上家の順に権利を発する)これを「頭ハネ」ともいう。

 はい、頭ハネ。出てきましたね。

 まず天鳳のダブロンありから説明すると、テンパイしている人が2人いて、2人とも同じ待ちのときに、他家がその当たり牌を捨てた場合に、2人とも和了が成立するよというルールです。

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 次に、トリロンは流局とはどーゆーことかというと、テンパイしている人が3人いて、3人とも同じ待ちで、他家がその当たり牌を捨てた場合に、3人でロンを宣言すると、和了が成立せず流局になるというルールです。これを三家和といいます。

 じゃあ、問題の頭ハネとは何かというと、Mリーグのルールにあるとおりなんですが、先ほどのダブロンの状況から、テンパイしている2人がロンを宣言しても、一人しか和了者が認められていないため、当たり牌を捨てた人から反時計回りに数えて近い人の和了が成立するというルールです。

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  誰が捨てたかが、重要なところで和了したプレイヤーの上家側(左側)に優先権があるため上家取りとかいう言い方もあります。

 上家取り=頭ハネのことなんだなと思ってください。

 次にいきます。

 テンパネ、符ハネについて

 これについては、まず麻雀で和了したときの点数は、何で計算されるか知らないといけません。

 天鳳とかのゲームでやっていると、和了したときに30符4翻とか表示が出ていると思います。これが、麻雀の点数に関係します。

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 和了したときの役の数、これが4翻などの翻数になります。

 符の数、これは和了したときの状態によって変わってきます。例えば、以下の画像だと30符になります。

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 どーゆー計算になるかというと、和了した時点で20符が確定します。そして面前で出和了ると10符足されます。また、刻子や字牌が含まれていると、その種類によってさらに+されます。その内容はここでは詳しく説明しません。長くなるので。

 そして、符が計算された後に、一の位を丸め繰り上げます。例えば32符だった場合には、40符に繰り上げられます。

 この繰り上げによって点数が上がることをテンパネ符ハネといいます。

 ちなみに余談ですが、平和のツモは20符、七対子は25符になります。20符は、1翻下げて40符の点数と同じで、25符は1翻下げて50符の点数と同じです。七対子だけは25符確定なので点数が覚えやすいかもしれません。

 次!

 デバサイについて

 デバサイ、正式には出場所最高といいます。読んで字のごとくなのですが、出和了りした場所が最高の場所だということです。

 簡単に言うと、1万点差のトップから2着が5200点を出和了りしたときなど、出た場所が最高でまくれましたとか、そんなときに使います。

 状況によって、どこがデバサイなのか変わってきます。特にMリーグの後半戦などはめまぐるしく変わるのではないでしょうか。実況や解説で、どこがデバサイとか言い始めるかもしれませんね。

次!

 ワンチャンス、ノーチャンスについて

 おそらく日常生活のほうがよく聞いてるかもしれませんね。どうも麻雀からきているらしいですよ。

 さて、じゃあ麻雀ではどーいった状況で使うのか、説明していきます。

 戦術用語ではあるのですが、例えば一つの数牌、例えば3萬が自分の手や河に3枚あるとします。その状況で、他家がリーチされたときやテンパイ濃厚なときに、1萬や2萬はワンチャンスと言われます。

 どーゆーことかというと、リーチ者が3萬を持っている可能性は低いだろうからその牌を使った面子の筋になる牌は比較的安全だろうという判断になります。もちろん相手がシャボテンや、3萬を持っている場合もありますが。

 次に、ノーチャンスですが、これはワンチャンスの3枚から4枚、つまり自分からみて同じ数牌がすべて見えている状態で、他家がリーチやテンパイ濃厚なときに使います。

 先ほどの例を使って、3萬を4枚自分から見えている状態、これを3萬のといい、1萬や2萬はノーチャンスといいます。

 ワンチャンス、ノーチャンスは、守備戦術の基本でもあるので、覚えておいても損はないかもしれません。まあ相手が両面待ちのときにしか使えませんが。

 終わりに

 とまあ、ここまで説明してきましたが、なんか間違ってるよーや、もっと詳しく聞きたいよーってのがあったら教えてもらえると助かります。自分で調べたり、こうやってnoteに載せるのって勉強になりますからね。

 符の計算などの詳しいことを知りたい場合は、検索したほうが早いかもしれません。図付きで解説しているサイトとかもありますからね。

 さてじゃあ、次回はまだ何を書くか決めていません。麻雀のことにするのか、Vtuberのことにするのか、はたまた別のことにするのかは謎です。

 一応、週一では投稿する予定なので色々考えておきます。要望があれば、それについても調べたりするので、どしどしどーぞ。

                         2020/01/04 かme