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うまく伝えられない正直者の上司の対処法

彼は(彼女は)どのように出世したのだろう?

上司の背中をみてそのように感じたことはありませんか?
(いい意味でも…悪い意味でも…)
自分の次のステップのためにも知っておきたいポイントですよね。

■食事会で上司に…

RK(部下)は課長に食事に誘われました。
RKは用事がなかったため、時間をともにすることにしました。
課長も特に何かを伝えたかったわけではなく、
コミュニケーションの構築だったのでしょう。

RKは自分の今後の指針を立てるために課長に聞きました。

RK「課長!課長はどうやって課長になったのですか?」
課長「立ち上げのときに社員が少なかったから、社長に”課長を名乗っておけ!”と言われたんだよ。それから課長!」
RK「なるほど…」

それを聞いた部下はどのように解釈して、
どのように課長のことをみればいいのですかね?

ウソでもいいから、サクセスストーリーが聞きたかったものです。

■会社員であるならば出世を目指そう

会社によって違うとは思いますが、
長く勤めていれば役職をもらえるという時代は終わっています。
少なからず何かのアクションをとってステップアップを狙いたいものです。

役職がほしいのかといわれたら違います。
役職があがらなくても給与があがればうれしいですよね。
でも、役職があがらないと給与があがらない会社も少なくありません。

給与を上げるために出世を目指すことが大切なポイントです。

■次のステップに立てる4つの方法

①だれよりも突出した成果を出す

だれよりも ”突出した成果” を6カ月間続けてください。
突出した成果を出し続けられているあなたは、
その業務におけるコツやノウハウが蓄積されているでしょう。
それを伝えることは難しかったとしても、
あなたが活動をしている背中は間違いなく輝いているはずです。
数字はウソをつきませんので…。

②だれよりも人がついてきている

営業成績は人並みでも、
教育の力や育成の能力がとても高い人は評価されやすい傾向があります。
そのような高いスキルをもっている人は、
相手の立場に立って考えることが上手な人が多いため、
おのずと人がついてきているという状態になっていることが多いです。
人に影響を与えられる人格は、役職者として大切なことです。

③だれよりもゴマすりが上手

管理職にゴマすりや機嫌取りが上手な人は出世しやすいでしょう。
しかし、ゴマすりで出世できるとしたらその会社は大丈夫ですか?
実際のスキルなどを無視して役職を立てている会社であれば、
社員の信頼関係が崩壊して成長をのぞむどころの話ではなくなるはずです。

④ファミリー企業における身内

ファミリー企業にありがちなパターンです。
仕事ができる人であれば問題はないですが、
多くの場合は ”お情け出世” という、
お世辞にも仕事ができるとは言えないにもかかわらず、
役職についているパターンです。

③④は論外です。
①②はあなたの適正や目指したい方向性によってプロセスが異なります。
どんな管理職になりたいかのイメージをしっかりと考えてみましょう。

■うまく伝えられない正直者の上司の対処法

サクセスストーリーを話せない管理職の傾向として、
サクセスストーリーがない管理職がいることも事実です。

現場のことが全く分からなくて何を管理するのでしょうか?

そんな管理職は向上心をもって活動をしているあなたにとって、
何も役に立たない管理職かもしれないということを認識してください。

その管理職を雑に扱うことはむしろマイナス効果です。
そのような管理職には ”社内営業” のみを忘れずに行いましょう。 

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