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「伸びるチーム」と「伸びないチーム」(2023/1/27)

「チーム」とカンタンに言いますがいろいろな「チーム」があります

スポーツを例に考えてみましょう

①「絶対に甲子園に出場をする!」という目標を全員が持ち日々の練習に取り組んでいる野球部

②「試合に勝つ」という意識は強くなく…メンバー内の意思疎通もできずにダラダラと練習の時間を過ごしている野球部

大げさな例ですが…

②のチームは試合に勝てる気がしませんよね?
むしろ部活として存続していることが不思議だと思える常態かもしれません

①のチームは甲子園には行けるかは分かりませんが、たとえ甲子園にいけなかったとしても「一緒に戦った仲間」としてたたえ合えるのではないでしょうか?

単に「チーム」と言っても「伸びるチーム」と「伸びないチーム」があることは分かりますよね?
それでは「仕事」という観点で「伸びるチーム」と「伸びないチーム」について考えてみましょう

■「伸びるチーム」の特徴

〇リーダーの意識が強く明確な目標を常に設定している
部活でもメンバーを引っ張る「良いキャプテン」が存在しているはずです
・目標を明確に持っている
・それをメンバーに提示する
「キャプテン」がダラダラとしていて意識が低かったらダメですよね

〇リーダーの方向性を理解して一丸となっている「チーム」である
リーダーが掲げた方向性にメンバーが付いてくるのは良いチームの特徴です
リーダーが良いことを言っていたとしても
・リーダーとしての信頼がない
・リーダーとして認められていない
そのようなリーダーがいたとしたら「チーム」ではなく「グループ」で終わってしまいます

〇メンバーの間の信頼関係が強い
・良いときにはたたえ合える
・悪いときには励まし合える
・仕事のみならず人としての関係値が構築できている
そのように信頼関係が構築できていたら「チーム」としての力は強いはずです

■「伸びないチーム」の特徴

〇共通の目標が設定(認識)ができていない
・「チーム」としての目標を全員が意識できていない
・「チーム」だけではなく「個人」としての数字の意識も希薄
そもそもの「仕事」としての意識が欠けていては伸びるはずはありません

〇数字の意識を常にもっているとは言えない
・昨日までの売上
・目標に対しての差異
・本日の目標 など
数字の意識が希薄で毎日をルーチンワークのように過ごしているメンバーが多いとしたら「伸びるチーム」になれるはずがありません

〇互いを称賛する意識が欠けている
メンバーの誰かが爆発的な売上をたたき出したとき…
・不快な気持ちを感じる
・素直にたたえられない
・ねたみやひがみの感情が発生する
メンバーを称賛できる気持ちがないメンバー同士の関係値では「伸びるチーム」には育つことはありません

〇メンバーの間でのコミュニケーションがとれていない
そもそも論としてメンバー間でのコミュニケーションが全くとれていないとすれば「伸びないチーム」の典型的な形ではないでしょうか?
一丸となって同じ目標を達成したい「チーム」として…というよりもそれ以前の問題かもしれません

■さいごに

◇監督が優秀で部員も優秀なら優勝できる可能性は高い
◇監督が優秀でも部員がダメならおそらく優勝はできない
◇監督がダメでも部員が優秀なら優勝ができる可能性はある
◇監督がダメで部員もダメなら…廃部にした方がいいかもしれない

「伸びるチーム」と「伸びないチーム」
どちらのチームに所属していたいですか?

「伸びるチーム」にいたほうが楽しく仕事ができそうですよね?
「伸びるチーム」にいたほうが明るい未来が待っていそうですよね?

「伸びるチーム」を作れるか「伸びないチーム」のままで終わることになるか…

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