特集記事「退学体験記 -三次試験対策-」


三次試験とは?


 退学するまでが仮面浪人。めでたく京大に合格してもその後の手続きを怠れば京大には入れません。二次試験合格の先には「三次試験」ともいわれる入学手続きが待ち受けているのです。仮面浪人生は京大入学にあたって仮面先の大学を退学する必要があるため、普通の受験生に比べて三次試験が難化する傾向にあります。この特集記事「退学体験記」では、当団体のメンバーがどのようにして無事京大生へとジョブチェンジしたのかをまとめています。
退学手続きの詳細は各大学によって異なりそのすべてを網羅することはできませんが、当記事を読むことで大体の流れを掴んでいただければ幸いです。
 
 

はじめに


 こんにちは、294です。当記事作成にあたって、当初は複数人の退学体験記を掲載することを考えていました。しかし、メンバーに執筆依頼をするにあたって自分がまず先行例を書いたところ、仮面先からの退学と京大への入学についてかなり丁寧に説明する必要があると感じました。これらについて当事者が自らの経験を「詳細に」まとめた先行例は無く、複数の軽い分量の体験記をただまとめるだけでは不十分であると感じました。
 そのため現時点では、僕の体験を詳細にまとめた体験記をお送りします。なるべく皆さまのご要望に沿った形にしたいので、読後アンケートやTwitter(@Kamen_to_Kyoto)、kamen.to.kyoto@gmail.comなどにフィードバックをいただけると幸いです。また、僕の仮面浪人体験記は第1弾に収録されているので、気になる方はそちらも読んでみてください!
 
注意
 当記事で語られる情報に関しては細心の注意を払っておりますが、現時点におけるそれらの内容の正確性や一貫性については一切保証できません。実際に退学されるときはご自身の在籍する大学および京都大学の正式な情報を必ず参照してください。

 

二次試験までにしたこと

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メンバー9人の仮面浪人体験記、対談記事「コロナ禍の仮面浪人」「仮面浪人の1、2月」、特集記事「退学体験記 -三次試験対策-」がまとめて読め…

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