16歳息子をフィリピン留学に送り出すまでの話⑥
翌朝、ホテルで初日の朝食を食べる。
フランス人ぽい学生の団体もいた。
9時前には学校に着き、まずはシニアハイのオフィスへ。
一年前に説明を受けた建物へ向かったら、ニューオフィスへ!と貼り紙がある。え、どこ、、?
昨日の門前払いのショックもあって一瞬不安になったけど、通りがかった学生に場所を聞いたら、ものすごい感じ良く親切に教えてくれた。
門前払いしたセキュリティさんも、決して冷たくはなく優しかったし、今話した学生も好印象!
そうだった、この街の人たちはみんなやさしいんだった!!
シニアハイの新しい建物に着いたら、同年代ぽい親子がたくさんいる。
生徒だけで来ている子たちもいる。たぶん進級組かな。
みんな窓口で申し込み手続きを進めている。
この光景を見ただけで、かなりホッとした。
そして、順番が来て名乗ると、事前に送っていた申し込み書類と顔写真で認識されていたのか、スタッフさんが息子の顔を見て(あっ!)みたいな反応をしたのが面白かったし、なんかうれしかった。
そこからは、英語の理解が程々の私たちに合わせて本当に丁寧に親切に親身に、まずやるべき事を教えてくれた。
この先も、何か聞くたびに(やさしい!!!)と毎回思った。特におもてなしでも何でもなく、素でやさしくて親切。
嫌な人に出会わないのがわたしの人生だと信じてるけど、その確率がこの街ではかなり高い。
まずは、メディカルチェック。
念の為日本でもやっておいたけど、こちらでもやはり必要だった。
レントゲンと血液検査と尿検査と歯科検査。
ここはいわゆるシリマンの大学病院で、とても大きい。
まずは受付してキャッシャーで支払い。
850ペソくらい。
さてそこから病院内巡り!
入学進学手続きの学生のために体制が整っているので、意外にもスムーズ。
何度も見かける子も出来てきて、息子はこの子と友だちになるかなーとか想像する。
ひと通り回ったらほぼ12時。
結果は明日らしいので、病院は終わり。
シニアハイのオフィスには結果を持って明日行けばOK。そしたら次のステップだよ!と教えてもらった。
ここの人たちにとって休みは大切だから、お昼休みも同じく。
12時から14時は、しっかりすべてストップされる。なんかそういう所で心の余裕が作られてるんじゃないかと思えてきた。
やっぱりちゃんと休まないと人にやさしく出来ないよね。
さて、ランチは昨年教えてもらった韓国料理屋さんへ。
そんでもって午後は寮の面接へ向かう。
こちらも日本人は珍しいからか、すぐに分かってもらえてよかった。
ルールについて、いじめとかあった場合についてなど話してくれた。
質問もしつつ、寮の管理者さんのキャラも理解していく。日本の下町にいそうなおじさん。これからはわたしが君のお父さんだよ!的なノリ。
細かい説明は半分くらいしか理解してないかもしれないけど、まぁなんとかなるかなと感じた。
あとは、
心理テストを受けること。
申し込み書に公証人のサインをもらうこと。
→それぞれ費用がかかった。350と500。
ちなみにサインは1箇所でいいものを2箇所されていて、倍の金額取られてたことが寮に提出した時に分かった。意図的なのか、間違えか分からない。まぁよい。
色々ステップがあるけど、とにかく広い敷地だからどの建物なのか探すのも大変!
それでもやっぱり聞けばみんなほんと親切に教えてくれるから、何とも言えない安心感がある。
さて、今日はここまでで買い出しへ。
ホテルで必要と判明したものを調達する。
夜はこちらも昨年行って気に入ったベトナム料理屋さんへ。
ここは耳の聞こえない方が働いている。
ベトナム人オーナーらしく、本当に美味しいの、、、
ちゃんと進んでる。よしよし。
次の日へ続く!
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