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約束は未来に付ける傷
人が水を見るのが好きな理由は、揺れているから。
海のリズム。
川のテンポ。
湖の起伏。
池ではお洒落な鴨が末広がりな模様をつける。
時の流れがあることを知る。
絶対的な静はないと知る。
ほっとした途端に、体の中の細胞たちが喋りだす。
「時なんか流れていない。細胞は記憶じゃなくて今なんだ。」
会いたい人に会えないまま、もう会えないかもしれない。約束をしてあなたの未来に傷をつけておけばよかった。痛みを頼りにふたりでその傷にたどり着いたら、飲めないお酒で乾杯をしてアルコール消毒。
お散歩で池の周りのベンチに座っていたら、どうしてこんなに水を見ると落ち着くのか?という疑問が湧きました。
それはたぶん、
思考が停止してても水の方は揺れてくれているし、
考え事でいっぱいでも水が揺れていることで循環が生まれる。
視覚を通して体内の水分と何かしら共鳴するのかもしれない。
・2年前の投稿「信頼と契約」。
大事な人に出会うといつもこのテーマにぶつかる。
時間という概念については、多くの説も議論もある。
個人的体験からの見解としては、
存在して欲しいけど、何より怖いものです。
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