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16歳息子をフィリピン留学に送り出すまでの話⑤

到着したのは日曜日の朝。
わたしは乗り物ではほとんど眠れないので当然睡眠不足。でも、今日面談があるし、横でサポートしないといけないし、と気が張っているのでけっこう元気。

今回の見送りには1週間取ってある。
寮にいつから入れるのかも分からないし、ホテルは一応ツインで予約しておいた。
もし息子はすぐに寮に滞在するなら、あとの時間はのんびり過ごせばいいやーと考えていた。

さて、空港にいるタクシーに乗ってホテルへ。

いい車だし、あなたの?とドライバーに聞いたらノーで、オーナーがひとりいてドライバーたちは雇われらしく車は全部オーナーの持ち物なんだとか。
なるほど、、車買えなくても仕事ができるね。
メーターとか付いてないけど、売り上げの管理はどうしてるんだろう?
一日いくらか払えば、あとは自分の取り分にしていいみたいな感じかなぁ。

ホテルロビー。
学校へ向かう時に置いてあったから飲んでない、、

ホテルでは、チェックイン時間よりかなり早かったけど入れてくれた。
カードキーについて説明してたけど、風邪っぽかったせいか飛行機で右耳がボワーンってなってしまいあんまり聞き取れない。
部屋でゆっくりゆっくり耳抜きして、少しずつ良くなる。
コンディションというのは、所々で響く。

さて、いざ学校へ!
息子はインタビューに緊張しているらしくソワソワしてる。
午後と伝えてあるし、とりあえず何か食べよう。

小籠包ではなく、小さい揚げ肉まん。

安心のチャイニーズ。
色々頼んだら、このバックが付いてきて後々書類を運ぶのに大活躍してくれた!

腹ごしらえは完了。
いざ!と学校へ向かう。
日曜日だからか人が少ない。
シリマン大学の敷地は本当に広くて、入り口にはしっかりとセキュリティがいる。
セキュリティに聞く。

"シニアハイのオフィスと、ドミトリーのオフィスに行きたい。こんな風にメールで今日行くことを伝えてある。(メールも見せる)"

しかし、2箇所の門番に聞いても、答えは同じ。

「日曜日だから、誰もいないし、どこも開いてないよ!また明日の朝来てね〜!」

え?!
出鼻を挫かれるとはこのこと。
でも、わたしは、早めに察しはじめていた。
休みは休みだから、まさか日曜日に来るはずもないし想像すらしてない。そして細かい日時とか確認なんかしてないんだな、、と。
そっか、、、なんかいいっすね!

保護者さんに、入れませんと連絡すると、
一連のことをメールしてくれた。
当然返事はなく、
翌朝に「オープンしてるのは月曜から金曜よ!よろしくね!」的な連絡が。
ですよね!

まぁ、そんな訳でわたしはこっちの感覚に身を委ねたけれど息子は(これで間に合わなくて入れなかったら、、、)とか、何の確証も持てない感じにやっぱりソワソワ。
そりゃ仕方ないよね。インタビューに緊張してたのにね。。

この海が心を広げてくれる

そんな訳で、あとの時間は一年振りのドゥマゲッティの街を楽しんだ。

マンゴースムージー
マスカットのシャーベットみたいな

楽しんだけど、睡眠不足には勝てない。
なんかふわふわしてきたので、ちょっと寝よっかという事に。
ホテルに戻って16時くらいから(途中シャワーに起きたけど)朝まで寝た、、、、

ホテルのベッドと相性が良くて寝心地がよい。
そして、夜の気温も東京より涼しいのかエアコンなしで大丈夫だった。

次の日へ続く!

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