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やってみてから文句言え。

この前、夕食を作るときに
ふと『もう一品作りたいなぁ』と思いつき、
”海苔の佃煮”を作っちゃった。

賞味期限の切れた焼き海苔があることに気づき
『ん〜、もったいないなぁ。』と考えてたら
佃煮に行き着いたワケでして。

在庫処分で作った割には好評だったようで
1週間も経たずに瓶の中が空っぽになる勢い。

また作ろ。


さてさて本題。

今日は「何もしないくせに文句だけは言う」人の
思考について書いてみようかな。

会社でもプライベートでも起こり得ることなんだが
何か新しいことにチャレンジしようとすると
それを邪魔する人たちが現れるじゃないですか。

『アレってどうにかならんの?』
といつも思うものの、結論は「どうにもならん」。


それには理由があるので書いてみま〜す。

そもそも人間という生き物には本能があります。
本能というのは意識せずに行動すること。
すなわち生まれ持ったものってことっス。

その中には今の状況を維持したいと言った
防衛本能も含まれます。

これは、昔々に狩りをして生活していた
原始時代の名残とも言えるのではないでしょか。
言うなれば生存戦略が息づいているのです。

要は、変化を避けて現状維持がベストという
判断をしてしまう本能が眠っているワケです。

そのまま眠っていてくれたらいいんですが
現実はその都度目覚めて本能発揮するので
タチが悪いんですよね。

これを現状維持バイアスと言うようです。

その本能が発揮されたとき、
新しい発想や行動・変化を求められるシーンで
できない(しない)理由を並べる>ことで
変化を避けようとします。

この思考をする人には以下の特徴がありますな。

(1) 人の考えに文句ばかり言う

(2) 現状に文句ばかり言う

(3) その割に自分から変えようとしない

(4) 変わるキッカケを目の当たりにすると
 なぜか現状を正当化しようと躍起になる


もっと簡単な例えを出してみましょ。


①転職を考えていると言いながら動かない

周りに転職の相談はやたらとする割には、
なかなか行動に移す気配が感じられない。
そして今いる会社の文句ばっかり言い続ける。


②クソ彼氏(または旦那)から離れられない

周りから見て明らかにクソな相手で、それを指摘
されて理解しているはずなのに中々別れる気配が
なさそうなケース。なんなら『優しいところも
あるのよ』なんて言ってズルズル継続しちゃう。


結局は「変わることで起こり得るリスク」を
正しく判断できない・・・
というか予想できないワケですな。

想像力が著しく低いってのもありますが
想像するための情報の蓄積も足りない。
だから正しいリスク判断ができないんす。

何か新しいことをやるにはリスクはあります。
なぜなら未知の領域だからです。

未知の領域に足を踏み入れることは恐れが伴う。
その代償が大きければ大きいほど
その恐れは比例して大きくなります。

しかし、本能的に現状維持を図ろうとすると
リスクが小さいとて変化を嫌ってしまいます。

新しいことに1千万円使うとしたら恐怖ですが
もし失敗しても取り返しがつくレベルのものなら
やってみる価値は格段に上がるハズです。

トライしてみることで得られる経験や蓄積は
とても貴重なもんです。

形のないものではあるものの
次に繋げられる可能性をグンと高めてくれるので
やってみて損はないって思いませんか?

もし自分がやりたい事を周りが邪魔するなら
やる意味・リスク・そのリカバリーする方法を
分からせることが大切だと思いますよん。

それができないとしたら
自分の考えに問題がある
と判断して見直せばいいだけです。

とてもシンプル〜。


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