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月見バーガーから需要創造を考えてみた件

季節の変化を感じるのは、木々や花々の変化だけではありません。企業のマーケティング努力の成果によって感じることも増えてきました。

わかりやすいところでは、バレンタインデーがあります。コンビニやスーパーでバレンタインデーコーナーを見ると、年明けから1ヶ月経ったのかと感じます。

最近、感じるのは「月見バーガー」の広告を見ると、もう秋がなのかーと気づかされます。

月見バーガーと言えば、仕掛けたマクドナルドをまずは思い浮かべますが、最近では、ケンタッキーやロッテリアも展開をしていて、「月見バーガー」市場が出来ています。

秋を感じ、「月見バーガー」を食べたくて来店するお客様も少なからずいるはずで、私もその中の一人ではあります。

冷静に考えると、通常のバーガーに目玉焼きを挟んだだけなのですが、目玉焼きの形状、黄身の色を活用して、「月」に見立てた「アイデア」の勝利でしかないです。

売上では普段チーズバーガーだった方が月見バーガーにスイッチした場合もありますが、私のように月見バーガーが目当ての来店による純増もあります。

コロナ禍で市場全体はシュリンクする中、この「月見バーガー」のように、知恵を絞ることで、新しく需要と市場を創造することに目を向けるのも良いのではないでしょうか。

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