10分書き 4/7 金

朝はパン派だ。たまにはトーストせずに食べようと、蜂蜜をかけて半分に折りたたんで食べた。
いつもと違うことをしたからか、急に懐かしいことを思い出した。

子供の頃よく「砂糖パン」を食べていた。これは市販のものでもなんでもなく、食パンにマーガリンと砂糖をつけて折りたたんだだけのものだ。
ちなみに耳はとる。
シュガーマーガリンと何も変わらないが、ポイントは“きび砂糖“を使うこと。マーガリンの風味と、きび砂糖の特徴的な甘さが合わさって美味しい。
兄弟で母を囲み、自分のものができるまで落ち着きなく待っていた記憶がある。

そういえば“紫蘇トースト“もたまに作ってくれたな。これは刻んだ紫蘇とバターを塗ってトーストする。バターの塩味と紫蘇の香りが癖になる味で美味しい。

今となっては兄弟全員が大きくなり、自分で朝食を食べるようになった。
やろうと思えばいつでもできるのに、過去の味になったのが不思議だ。


ここまでありがとうございました。


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