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維新と連携するなら、まず地元の政令指定都市解体を公約しなさい

外国籍定住者は住民投票から排除する。

外国籍定住者の参政権を求める団体への回答として、維新ははっきりと明記しました。なぜなら、大阪市廃止・解体は、日本全体の統治機構改革の先鞭であり、日本国の姿を問うものである。だから、外国籍の住民には、参政権は認められない。

大阪市廃止・解体の次には、全国の政令指定都市の解体が続く。そして、強力な地方権力により、道州制をめざす。

地方に独裁的な権力を打ち立て、中央集権国家から、地方分権国家に改革する。

地方自治とは、道州制の権力から与えられるものである。戦後の、地方自治は基礎自治体の住民自治から始まる、という民主主義を転覆する暴論です。

維新による府と市の独占による地方自治の弱体化

写真は、大阪市の天満橋。二重橋として有名です。二重行政がすべて無駄だというなら、無駄の象徴のような橋です。

二つあるから無駄だ。大阪市内の各区の保健所を一つに統合し、病院も廃止し、感染症対策の研究所も統合。大リストラ。結果、Covid19の検査も門前払い、医療の脆弱性が露呈しました。そのさなかに、住吉市民病院の解体を強行しました。

大阪に住んでいたら、二重行政解消の実態が、前時代的なリストラにすぎないことがわかります。しかし、全国のみなさんは、維新の実態は見えない。

維新の会が、メディア戦略で、目立ちまくってます。ただ、テレビに出るだけで、人気がでる。大阪府知事が、目付きは怪しくても、若くて見映えがいい。威勢もある。言ってることは思いつきでも、視聴者は熟慮しません。

彼は何がしたいのか。政令指定都市大阪市は権限が大きすぎて、大阪府と調整に手間取るから、解体して、府知事が統括する。というものです。そのためのプロパガンダ、がすべてです。

そうなれば、大阪府は副首都になり、東京一極集中が改革される、!、?、という幻想を吹き込みます。

維新と連携するのは、大阪市解体に賛成することです。さらに、全国の政令指定都市を解体することに、同意することです。

ならば、政治家たるもの、地元の政令指定都市を解体する、という政策を立案しなければなりません。京都市、神戸市、名古屋市、横浜市、福岡市、他すべて無駄な二重行政です。

大阪市は生け贄か

とりあえず、大阪市解体を高見の見物ですか。生体解剖のいけにえにして、お祭り騒ぎをしたいのか、と、大阪市民の一人として、絶望します。

地方自治の破壊。全国で議論してください。

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