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ミラーボールのモニュメント?お寺なんです。

大阪市の大阪駅前の夜の繁華街、北新地。その西側を、堂島と言います。中之島のフェスティバル・ホールへ行く道でもあり、地下街をドーチカと呼びます。

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すると、大きなビルの前の広場に、唐突に門があります。これは、毎日新聞社の旧社屋の玄関だけを、記念に残したものです。いまは、堂島アバンザという商業ビルになりました。そのアバンザの裏庭に、ミラーボールのような前衛的建築物があります。

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堂島薬師堂というお寺なんです。中を覗いたら、普通のお寺だとわかります。

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創建は推古元年、593年。四天王寺の建設のための材木運搬船が、嵐に遭遇し、ここで座礁した。聖徳太子は、その材木で、島であったこの地に、お堂を建立された。

以来、この島を堂島と呼ぶようになりました。当時は、このあたりが海岸だったのですね。

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四天王寺と、聖徳太子にかかわる旧跡が、こんなところにもあります。由来を知れば、驚きです。

大阪市は懐の深い古代宗教都市です。精神的な伝統を、大阪市の誇りとして守りたいものです。

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我がふるさとの街。戦後メディアが捏造した、がめつい大阪商人というイメージは、大阪市で生まれ育ってきた私には、歯がゆいものです。

最後に、私の調査を続けている、四天王寺の亀井水をごらんください。

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