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けっきょく、勉強って、口に出していえるかどうかということ

おはようございます。
九州で代書屋をしています、一般ピープルの、かめいです。

私は、NHKが大好きなので、NHKのサブスクである、
『NHKオンデマンド』に加入しています。で、今は、岡田准一さんが出てる『軍師官兵衛』を見てます。
現在、放送中の、家康の大河ドラマに、織田信長役で、岡田准一さんが出てたけど、私は、軍師官兵衛に出てる、黒田官兵衛の役の方が、あたり役だと思います。

で、軍師官兵衛を見てて、やっぱりそうだよな、と思ったことがあったので、紹介したいと思います。

それは、勉強の方法についてです。

黒田官兵衛が幼少期の時、兵法書とかの本を読んで、勉強しているシーンが
ありました。そして、その勉強をしたという成果が、兵法書に書いていることを口に出して、そらんじられるというものでした。

黒田官兵衛が、父に対して、兵法書を口に出して、そらんじて、説明をしていました。つまり、兵法書に書いていることを、相手に対して、口頭で説明をするというものです。

ここで、口に出して、相手に対して口頭で説明をするためには、まずは、説明することを自分の頭で、理解して、かつ、その理解したことを、表現することが必要です。

学校の教科書とかの場合、まず、教科書を読みます。そして、何となく理解はすると思うのですが、
『では、教科書に書いていることを、私に説明して』
と言われた場合に、なんとなくの理解では、説明ができないと思います。

なんとなくではなく、十分な理解がないと、他の人には、説明できません。
そして、十分な理解とは、教科書に書いていることは、もう、覚えてしまっているということになります。

ドラマの中で、黒田官兵衛は、兵法書を、何度も口に出して音読をしていました。
何度も何度も、音読し、兵法書をみないでも音読ができるようになる、
つまり、兵法書に書かれていることを、覚えてしまった状態までいって、
書かれていることを理解しているとなり、かつ、相手にも説明ができる
ということになります。

以前、私は、公務員試験の講師をしていた時があったのですが、講義を受講していた大学生から、問題集の使い方について質問をうけたことがありました。

『問題集』という名称なので、この本は、問題集に書かれている問題を、解くために使用するというふうに、思われがちですが、
実は、問題集は、書かれていることを、覚えるために使用します。

特に、『過去問題集』などは、過去の本当に出た試験問題が掲載されているのですから、その試験のことは、理解することは必須です。
そして、理解とは、覚えてしまって、相手に書かれていることを説明ができることになります。

ですので、質問をした大学生には、まず、問題集は、問題を解くために使うものでなく、書かれていることを、覚えるために使うものであること、
そして、覚えるためには、声に出して何回も何回も読むことと、答えました。

で、大学生からは、では、覚えるためには、何回読めばいいですかと、
聞かれましたので、『1万回』と答えときました。

一度、皆さんにも体験してほしいのですが、一冊の本を、何回も何回も、
スピード感を持って読むと、不思議と、本の内容がイメージできてきます。

まずは、パラパラと、眺める感じで、とにかく、最後まで読む、
最後まで読み終える、というか、最後までいったら、また、最初にもどって、本を眺める、を繰り返していくと、100回ぐらい、眺めてくると、
おおよそ、その本に書かれている内容が頭の中にでてきます。

ポイントとしては、最初のうちは、200~300ページほどの本でしたら、一回、10分ほどの時間で、本を眺めるようにするということです。

覚えるためには、繰り返すことが必要ですので、スピード感が大事です。
回数を繰り返してくると、眺めていた文字も、読むようになり、
覚えてきて、理解まですすんでいます。

本当に、1000回ほど繰り返すと、本を一冊、覚えることができます。

ということで、勉強の方法は、昔からかわらないということを、
『軍師官兵衛』から学んだことを、お伝えしておきます。

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