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世の中は、間接と直接しかないけど

おはようございます。
九州で代書屋をしています、一般ピープルの、かめいです。

前回、広告のことについて、noteを書きましたが、
そー言えば、世の中って、間接と直接しかないなと、
ふと、思ったので確認してみたいと思います。
ここでの世の中とは、主に、ビジネスのことについてです。
ビジネスの間接と直接とは、つまり、『BtoB』か、『BtoC』のことです。
『BtoB』とは、「Business to Business」のことを言い、
会社と会社がビジネスをする場合のことです。

『BtoC』とは、「Business to Customer」のことを言い
会社と消費者がビジネスをする場合のことを言います。

会社と消費者がビジネスをする場合のことと、かたぐるしいようにいっていますが、コンビニエンスストアで、弁当を買ったりすることのことです。これも、立派なビジネスです。
つまり、会社が、最終消費者を相手に、「直接」物を売ったり、サービスを提供したりする場合は、会社が直接、消費者を相手にしているので、『BtoC』ということにります。

一方、『BtoB』についてですが、まず、この世の中のすべての会社は、究極的には、最終消費者のために、ビジネスを行っています。

『BtoB』に区分される会社は、ビジネスをしている自分も、相手側も、会社ですが、相手方の会社も、最終的には、消費者のために仕事をしています。
これは、最終的には、消費者のためにビジネスをしているが、直接、消費者とのビジネスをしていないので、間接的に、消費者のためにビジネスをしているということになります。

日本には、むちゃくちゃな数の会社がありますが、その多くは、『BtoB』の会社です。ここで自動車の話をしてみます。

例えば、トヨタのディーラーから、消費者が自動車を購入したとします。消費者に自動車を売っていますので、このトヨタのディーラーは、『BtoC』の会社です。
次に、自動車が販売されるまでの流れをさかのぼってみると、
トヨタのディーラーは、自動車メーカーの、トヨタから自動車を購入しています。自動車メーカーの、トヨタは、メーカーなので、自動車を作りますが、そのためには、多くの部品会社から、部品を仕入れます。
自動車は、ざっくりと、約3万個の部品からできていると言われます。
ですので、トヨタは、この約3万個の部品を部品メーカーから仕入れます。
ちなみに、トヨタグループと直接取引する企業は、約6000社あるそうです。これらの会社は、すべて、トヨタという会社相手のビジネスなので、
すべて、『BtoB』の会社です。

ここまで見てきて、自動車の場合は、『BtoC』の会社として登場したのは、ディーラーの会社だけで、あとのすべての会社は、『BtoB』の会社です。
つまり、日本にある会社の、多くは、『BtoB』の会社になります。
でも、こんなに多くの『BtoB』の会社があるのに、多くの消費者は、その会社の名前さえ知りません。

それは、なぜか。答えは、広告をしていないからです。

テレビの広告であるCMは、テレビを見ている消費者にむけて、CMを行っています。消費者に向けてとなっているので、テレビでCMをしている会社の多くは、『BtoC』の会社です。一般消費者は、このCMでみるような会社しか、しらないため、日本のほとんどをしめる、『BtoB』の会社を知りません。
ですので、大学の就職ランキングとかだと、CMを流している、有名なBtoC企業ばかりがランキングされてしまっています。

BtoBの会社は、消費者が取引相手でなく、会社が取引相手なので、消費者に向けて、広告をする必要がありません。
ですので、消費者に対しては、認知度は低いですが、日本の会社の大多数は、BtoBの会社ですので、当然、多くのすばらしい会社があります。

大学を出て、就職する学生も、CMなんかに影響されず、もっとBtoBの会社のことを、調べればいいのにと、思っています。

それでは。

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