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当てたい勝ちたいで、当たったり勝てたりするなら苦労はいらない

みんな当てたい、勝ちたい、強くなりたいと思って練習しています。しかし、そんなことで当たったり、勝てたり、強くなれるのなら、誰も苦労はしません。
では当てたい、勝ちたい、強くなりたいは何なのかというと、これは「原動力」なのです。炎天下で汗を流しながら練習したり、雨の降る中、雪の積もる中、練習場に足を運ばせたりするのは、アーチェリーに対する情熱であり、「原動力」です。原動力は必要です。しかしテーマのない練習と一緒で、原動力だけでアーチェリーはうまくなりません。

アーチェリーがうまくなり、当たり、勝ち、強くなるためには、原動力に加えて、「方法論」が必要です。それはテーマグルーピングとも関連しますが、どうしたら当たるのか、うまくなるのかを知り、実践しなければなりません。
多くのアーチャーが、意識を矢と一緒に的に飛ばします。しかし的面の結果は、シューティングライン上での結果にしかすぎません。方法論はライン上にあります。

まずは、今よりグルーピングを小さくする方法を「10個」スコアノートに書きだしてください。リリースを取られない。押し手を残す。サイトピンをよく見る。アンカーをしっかり付ける。。。何でもいいので、今より少しでいいので、うまくなる、グルーピングを小さくする方法を10個書き出します。それができたら、次にそれに順番を付けてください。今の自分にとって必要な順番、重要な順番です。
それができたら、ひとつずつ順番にそれを実践していきます。最初は簡単にはできません。だからこそ的のことは考えず、ラインのうえでひとつのことに集中するのです。一度に2個をしようとしてはいけません。順番に1個ずつです。
そうすれば1リンクずつグルーピングは小さくなり、少しずつアーチェリーがうまくなっていきます。そして、愛は突然にやってきます。

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