親友の話

私には親友と言われて思い当たる人間が数人いる
親友は個人でもいるが、今回は親友グループの話をしようと思う
それは中学の同級生グループで僕を含む4人でよく泊まったり釣り行ったりカブトムシを取りに行ったりするようなヤツらだ
グループが出来たきっかけは些細なことだった
中学の頃友人の家に泊まりに行った時、4人までなら泊まれると言われ、その日暇だった4人である
私たちは学校帰り、ゲーセン、ダーツどれも思い残すことのないほど楽しんだ
学校帰り、4時に終わったはずなのに帰り道の田んぼの縁に座り、制服を汚して寝転がり8時になるまで話したりするのはしょっちゅうだった
部活の話、将来の話、好きなあの子の話たくさん話し合ったし会話は尽きなかった
尽きてもまた同じような話を始めたが誰も不快には思わず、むしろ楽しかったそこには居場所があった
誰にも何も気にすることなく自分が居れる、居ていい場所でとても居心地が良かった
彼らとは喧嘩もしたし殴ったり殴られたり、言い争ったり、LINEをブロックしたこともあったし、、解除もした。たくさんのことがあった
私は彼らには弱いところも恥ずかしいところも見られているし、彼らのことも知っている
だから彼らには気を使わずなんでも話せてしまうのだ
彼らとは今でも仲がいい
温泉に行ったり、飯食いに行ったり、泊まったり、夏休みの課題手伝ったり手伝われたり、コロナで最近は少ないが泊まりにも行く、泊まりにもくる
狭い部屋でスマブラをして、たまーにするps4のゲームも彼らとボイスチャットで話すことがメインで、ゲームは正直なんでもいいと思う
これからもずっと仲良いし、多分夏休みにでも釣りに行ったりするのだろうと思う
高校を卒業したら働くヤツ、大学に行くヤツ、他にも色々変わっていくし住む場所は変わる
それでも彼らとは大人になって酒を飲みこんなことあったなと帰り道のノリでバカ笑いしたいと思う

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