詩の魅力って、なんだろう?
心の奥に、しっかり届く。
詩の魅力は深い。
ほんとうに深い。
わからないからこそ、惹かれてしまうのが、どうも詩らしい。
詩を読めば、その詩人と深く繋がる。
つまり、魂の底で繋がるのだ。
どういうことかというと、言葉自体、人を繋ぐ役目を果たしている。
詩人が紡いた言葉は、その詩人にとって大切な宝物。
いわばその人のエッセンスそのものだ。
それを読み手が読むことによって、詩人の世界に触れる、共感する、摩訶不思議な世界に感動してしまうのだ。
わからないことが、具体的に書かれている。
それと、詩で紡がれる言葉は、一見わからない言葉、人にあまり知られておらず、けれども愛しいものたちである。
その存在に触れること、世界をくまなく愛することができるツールが、詩とも言えるかもしれない。
人があまり日常で関わらないもの。けれども、大切な生命のよろこび。
それらは詩の中にある。
詩人は、それを世界に翻訳し、紹介する。
大切なものだからこそ、それは想像力を通して、確認される。
その行為が、あなたの中に愛しい海のような光を、育んでいく。
純粋な気持ちになれる。
詩は、純粋なものとも言える。
なぜなら、人の魂が表面化してきたものと言えるから。
人の魂は、本来純粋。
なぜなら、魂は余計なものを身に着けておらず、愛そのものと思うから。
人は生まれてきた時、誰もが子どものような純粋な心を持っていたはずだ。
だから、人は本来純粋で、美しいものであり、たとえ自分が今、醜かったとしても、落ち込む必要はひとつもない。
詩によって、本来の魂、子どものような心を思い出し、紡ぐ時、人々もまた、純粋な気持ちになり、愛のある詩を紡ぐのだろう。
だから、わたしは、詩が好きなのだ。
それでは、今回はこの辺で。
ここまで読んでいただいた方たち、どうもありがとう。
かめれもん@遊び心クリエイターが、お送りしました。
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おわり。