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うたコラム

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詩に関する記事をご紹介
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#コラム

詩の読み方~知れば楽しくなる5つのコツ~

「詩の読み方を知りたい」 「詩を、もっと楽しみたい」 これらのようなことを考えている方たちに、おすすめの記事となっています。 僕は、詩作とともに、いくつか詩集も読んできました。 詩は、むずかしい。けれども、なぜか惹かれて、楽しく読む方法を模索し続けました。 今回は、模索し続けたことに対する一定の回答を、書き込むことにします。 客観的な情報も確認しつつ、詩を楽しく読む方法について、考察しますね。 詩を楽しく読めることは、noteで詩作を行う人たちや創作活動を行う人

詩人とは、何者なのか。詩人になる3つの方法も解説。

「詩人とは、何者なんだろう?」 「詩人になるには、どうしたらいいかな?」 これらのようなことを考えている方たちに、おすすめの記事となっています。 僕は、詩作の経験を、3年、もしくは3年以上に匹敵するくらい、積んできました。 詩論を本等からインプットし、過去に詩論記事も、いくつか書いたことがあります。 詩に関する卒論も書き、ありがたいことに、「秀」という評価もいただきました。 そんな僕なので、「詩人とは何者なのか」「詩人になるにはどうすればよいのか」色々考えてきまし

構想と構成で、スムーズに詩を作成する方法。

構想と構成によって、スムーズに詩を作成する方法について、述べたいと思います。 ここで言う構想は、詩のアイデアで、構成は詩の行と連になります。 なぜ、構想と構成によって、スムーズに詩を作成できるかというと、道しるべのようなものを配置でき、しかも即興的に詩のリズムを生み出すことが可能だからです。 具体例を出してみます。 まず、構想を練ります。 僕は、何かに何かをぶつけて構想を変化させることもあるし、そのまま実体験を音楽的に表現することもあります。 例えば、ペットボトル

推敲とは、ツッコミである。|ミニ記事

推敲。よく文章を直したり、詩や小説などで行われる。 今回は、推敲とは、お笑いで言うツッコミであるということについて、述べたいと思います。 なぜ、推敲をツッコミと言うかというと、推敲は、まず作品を大雑把に作ってから、何度も練り直し、作り上げる作業だからです。 つまり、何度も練り直すときに、批評眼というものが必要になってくると思うからです。 批評眼は、ツッコミに似ている、と僕は思っています。 例えば、文章を推敲するときに、この部分をこう直すために、こういうツッコミを入れ

詩の行についてのわかりやすい考察|ミニ記事

詩の行についてのわかりやすい考察をしていこうと思います。 その1:詩の行とは、何か。 詩の行とは、詩の段であり、強調や余韻を漂わすために必要なのではないか、と思います。 強調とは、詩の行の一段を、集中してみてもらう効果があると思います。 余韻とは、文を切り分けることで生まれ、行終わりでスパッと切れる想像力を育む効果があると思います。 その2:詩の行の数には、どんな意味がある? 詩はそもそも、ある一定の切なる感情を、一定のスペースに書き出すということだと思います。

詩の読み方まとめ|ミニ記事

今まで、詩関連の記事を書いてきて、詩の読み方の記事もたまってきたので、まとめて簡単に紹介したいと思います。 1つ目に、詩は何度も読んだ方が無難だと思います。 なぜなら、詩は多重構造をしていたり、見るごとに色々な発見や、そのときの感情にも左右されるからです。 2つ目に、谷川俊太郎さんの詩を入口に、様々な詩集を読むとよいと思います。 なぜなら、谷川俊太郎さんは、日本を代表する詩人で、詩も読みやすく、様々なバリエーションの詩が存在するからです。 3つ目に、詩が好きという小

詩の上達には、〇〇が最適。|ミニ記事

自分の詩を上達させたいと本気で思うなら、やっておいた方がいいことがあります。 それは、写経です。 写経とは、詩集から詩を書き写す、ということです。 なぜ、写経がいいかというと、写経は、手を使い、頭も使い、詩人の気持ちをまるで本人が書いていたときと重なるように、感じることが可能だからです。 写経というと原始的な感じがありますが、あまり侮る必要はない、と思います。 具体的な方法としては、まず詩集を買います。 なるべく、名詩、日本海外問わず写経をするといいのではないか、