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かめれもんのエッセイまとめ

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過去に更新してきたエッセイのまとめです。
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#自由律俳句

自由律エッセイ「客観視する僕を客観視している」

客観視 している僕を 客観視 する僕を客 観視する僕 それを客 観視する僕 客観視 する僕客観 視する誰だ 客観視とは、不思議な言葉だ。 もう1人の自分が外部にいる、ということはおそらくないはずなのに、外部から自分を観るという意味として、存在している言葉だからだ。 そのような現象があるから、まあ、言葉になっているのだろう。 客観視を突き詰めた先には、悟りが待っている、というような話を聞くこともあるが、とりあえず、今は客観視で、日常生活をある程度快適に過ごせればそれで

【エッセイ】電柱の頂上に安全に登りたい

※このエッセイは、以前作成した自由律俳句をもとに、作成されました。 電柱の頂上に安全に登りたいのかそもそも、登りたいから、この自由律俳句を書いたはず。 それにしては、安全に、と書いてあるのが、気になる。 安全に登る、ということは、ある意味、挑戦的ではない、とも読み取れる。 その場合、自分を自分で弱弱しい、と言っている感じで、なんかイヤだ。 電柱の頂上に安全に登った場合、どうなるのか。いや、そこは、安全にとか言わずに、素直に頂上に登れよ!と言いたいところなのだが、登っ