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かめれもんのエッセイまとめ

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過去に更新してきたエッセイのまとめです。
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2020年7月の記事一覧

季語エッセイ『クーラー』vol.9

家の中で生活することについて日曜日。 家の中をうろうろする。 日曜日だが、わりと忙しく動いている。 通信制で、スクーリングはそれほど行かないので、家の中で過ごすのが大半になる。 もちろん、それが完全にいいとまでは、思っていない。 けれどもその代わり、家の中でわりと忙しく動く。 家の中で過ごしているわりには、結構活発だな、と思う。 季語の省エネ説明さて、今回の季語は『クーラー』である。 クーラーといえば、あのクーラーであり、家の中で快適に過ごすためには、必須のツ

季語エッセイ『サングラス』vol.8

季語の説明まあ、そのままサングラスですね。 これを他に説明できる人がいたら、天才だと思います。 さて、今回の季語はサングラスということで、今日はその苦い思い出をエッセイとして、したためておこうと思います。 通学制の大学時代の思い出あれは、通信制ではなく、通学で大学に通っていた頃の話。 当時の僕は何を思ったか、サングラスを購入し、いかにも満足げであった。 そして、性格と人柄に合ってなさそうなサングラスを相棒に、○○通りに出かける、と宣言した。 意気揚々と出掛けていっ

マイペースは、人生を謳歌するための奥義!

最近の梅雨というか、雨の傾向で、近くの川は増水しています。 これは、この間、気づいた出来事なのですが、僕は一人、その増水した川の近くを歩いていました。 別に一人なので、引き止めるものは、何もありません。 やはり、散歩(一人)はいいな、と思いました。 散歩って、人生の自然体の形なんだろうな、とそこで気づくことができました。 マイペースとは?散歩って、速歩きだと、やはり自然体ではないので、疲れてしまいます。 逆に遅すぎると、景色ばっかり見て、一向に前進することはありま

季語エッセイ『雷』vol.7

ひさしぶりの季語エッセイにつきひさしぶりに、季語エッセイを書いてみようと思った。 前回の『夏の空』を見てみると、まだ6回目だったと知る。 季語エッセイ以降にエッセイを結構書いてきたんだな、としみじみ思う。 今回の季語『雷』さて、今回の季語は『雷』であるが、この季語について、僕はロックだというイメージがある。 何しろ、小さい頃から雷が好きなのだ。 『雷』エピソード中学生の頃に、たしか好きな漢字を教室の後ろに飾ろうということで、『雷』という一文字を書いた。 おそらく同

缶コーヒーの魅力について語りたいが、今や缶コーヒーは健康に悪いのイメージで一杯だ。

はい。そうなんですよね。 缶コーヒーは健康に悪い。 もう色々な記事で言われているので、なんだか僕は悔しいです。 ある意味、健康オタクでもある僕が、缶コーヒーの魅力に取り憑かれているときに見たそういう情報が、どんなに僕の心を哀れにさせたか。 缶コーヒーは、魅力がたくさんあると思います。 しかし、健康に悪いと言われて、それを勧めるバカがどこにいる。 僕は、毎日缶コーヒーを飲んでいるが、今はもうほとんどブラックの缶コーヒーだ。 それなら少しマシだろうと思うからだ。

お酒も人も、苦手です。けれど好きです。

お酒に対するプチ葛藤お酒は好きです。 しかし、飲めない。 正確には、飲むと心身のバランスを崩してしまうので、控えている。 生活習慣にも、悪影響が出るからだ。 なので、この間買った日本酒があったのだが、それも飲むとやはり体調を崩し、飲まないほうがいいのだ、という結論に至った。 別に、お酒に弱いということでもない、と個人的には思っている。 なぜなら、酔ったところで、すごく性格が変わるとか、ガースカピースカ寝るものでもないし、実に穏やかに酔ってしまう。 つまらない、と

若者だが、スタミナを維持するのに必死の例

最近、スタミナがないな、と感じることが多い。 それなりに年をとり、農作業などしつつ、力が入らない、休憩も入れたい、嗚呼、私はスタミナがないな、なら分かる。 だが、僕は23。年はまだ若い。にもかかわらず、スタミナがないな、と感じる。 一日の大半を実家で過ごし、運動もたまにはするが、なにか本格的な運動をしなければ。 こうなってくると、寝ているときに、そのままあの世、なんてことも起こってしまいそうで、身震いする。 まあ、それはそれで可笑しなことみたいで、いいのかもしれない

エッセイ『何気ないドライブ、何気ない会話』vol.5

父と二人でドライブに出かけた。 海と島々が遠くに見える、山の頂上付近までやってきた。 観光地には程遠い、穴場のようで、穴場スポットでもない人気のない場所。 これまでの肩の荷をおろした。 木のベンチに座り、風の気持ちよさを骨身に感じる。 遠くの島々の説明が書かれた看板があり、父は地理が得意なので、色々と説明してくれるのだが、僕には興味がないことなので、適当に聞き流す。 空にはとんびが数匹、上昇気流に乗ってたかくたかく、だだっ広い青空を、優雅に飛んでいた。 父は