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以前こちらにも書いたファミリーコンサート、今週末の日曜日と近づいてきました。

一昨日の日曜日は、ホール練習。
当日は午前中の演奏会が行われるため、ピアノの調律だけの時間しかないため通常行えるGP(ゲネプロ)が出来ません。
そのため、ホール内での響きなど本来ならば当日行うべき全てのチェックをこの日に行ないました。

まずは、立ち位置(座り位置?)の確認。
複数人での演奏の場合、ピアノとの響きの関係や客席から見た時の演奏者の位置などいくつかチェックが必要となります。
今回の会場である小山市生涯学習センターは数年前に舞台照明が変わったため、ずいぶんと照明関係の調整が楽になりました。
以前は照明が目に入ると眩しくて演奏しずらかったり(その事で立ち位置をずらしたりしていました)、楽譜に当たる角度によっては楽譜が見えにくくなったりと、演奏者泣かせの照明だったのです。
今回はGPと演奏会まで時間があるため、決めた場所を忘れないためにとスマホで写真を残しておくメンバーもいました。

アンサンブルの曲をする場合、一番重要な事はバランスと調和。
例えば「犬」と聞いてどんな「犬」を想像しますか?
チワワ、柴犬、ドーベルマン.…
ずいぶん同じ「犬」でも雰囲気がちがいますよね。
全部正確だけれど、全く違う。
このような意識のズレから出てくる音の違いは、全員で演奏すると大きな違和感となってしまう。
譜面上では正確な音でも、間違いなのです。
そこが機械ではない人が演奏する上の「味」となるのでしょうね。

ホールでの響きを考えて、音のバランスも皆で調整。
個人的には、大きなホールと小さなホールでは同じ弾き方はしないため、この時の響きを聴いてどの弾き方が最良かを決めています。

予定していた時間全てを使い、GP終了。


今回はコロナとの関係もあり、客席を100名と少な目に。
午前中は赤ちゃんから入場可能、午後は小学生以上からとなっております。
サンサーンスの動物の謝肉祭では、お子さんにもイメージしやすくするためにやさしいお話もつけて演奏します。

もしよろしければ、どうぞ足をお運び下さいませ。




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