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デジタルの技術はアナログの距離を補完して超越さえしてしまう

ベルリン・フィルのデジタル・コンサートホールを介してLiveでコンサートを観ることができた。ジョン・ウィリアムズが指揮する自作の映画音楽の演奏会だ。日本時間で日曜の午後8時という鑑賞しやすい時間でもあったので、ゆっくりと堪能できた。
現在は編集中らしいが、後日にはアーカイブも公開されるらしい。

ジョン・ウィリアムズがいなければ、おそらく映画音楽の歴史は変わっていたでしょう。《スター・ウォーズ》、《インディ・ジョーンズ》、《ハリー・ポッター》などの名作映画は、彼の音楽の作風と切っても切れない関係にあります。このコンサートでは、ジョン・ウィリアムズが指揮者としてベルリン・フィルにデビューし、自作の数々を披露しました。

結構なお歳のはずだが、そうデビューなのだ。
歩く姿こそ年齢を感じさせたが、その指揮とオーケストラとのやりとりには貫禄と喜びにあふれていて、観ているこちらも楽しくなった。
ジョン・ウィリアムズと言えば金管楽器が鳴るマーチの印象が強いし、実際そうなのだが、ベルリン・フィルの演奏はさすがだった。
美しく、強く、歯切れの良い演奏はジョン・ウィリアムズの楽曲にマッチしていた。

デジタルの技術って凄いなぁ。リアルタイムでドイツのライブを観れるんだから。デジタルの技術はアナログの距離を補完して、超越さえしてしまう。

https://www.digitalconcerthall.com/ja/concert/53783



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