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夏夜の星は空に煌めく。〜LIVE FUN! Day2感想〜

3人の少女が大きな舞台に立っていた。
煌めく星になるために。

そんな、夏の夜の物語。


どうも、かめちゃんと申します🐢

この度はLIVE FUN、2日間お疲れ様でした!
私は運良く両日現地、Day2は初の立ち見席でした。

前日同様に、シャニアニ1期から2期の間のストーリーをファンの視点で構成した演出。

ストーリーやセトリは重複がありますが、ライブ体験としては全く異なると言えるような、そんな時間や空間だったと、今そう思います。

とはいえ、現時点では言語化するに足るほど記憶がないのも事実。
何故か。素晴らしいライブのあとはたいてい記憶がない。なので今回は、ユニットごとに感想を述べていこうと思います。


アンティーカ

前日と違ったのは幻惑SILHOUETTE浮動性イノセンス。幻惑は席位置的に見えなかったのだけれど、NEO THEORY FANTSYと浮動性は見えたと思う。

印象的だったのは5人のダンスがすごく連動しているというか、すんごいまとまってるなということ。かっこいい系の曲とかって、激しく踊ることでそれを表現することもできると思うんだけど、やっぱそこがフワリとした動きとかが連なっていくような所があるなど、勢いで誤魔化せないような品が感じられるパフォーマンスだった。

あと見えない部分はモニターも見ていたのだけれど、しおちゃんの目力が半端なかった。あれが引力ってやつだと思う。そろそろニュートンも目をつけると思う。

ただ、あいもかわらずMCの自由さは半端ないw
尺だいぶ使って謎コーレスやりまくってた、初期組おそるべし。


放課後クライマックスガールズ

太陽キッスクライマックスアイランドが前日とのセトリの違い。
そして何よりミス(オール)サンデー、白石晴香さんの参加により完全体の披露でした!

これはもう完全に個人的体験ですが、立ち見席での観覧だった今回は、いつもより周りを気にせずにタオルをぶん回せたのが最高でした。
もちろんタオルを回したことそのものではなく、その盛り上げを作ったのは放クラの皆なんです。

MCのジェスチャー付き自己紹介たすかった。


アルストロメリア

ハピリリAnniversaryが相違点。
前日も歌ったGive me some more...も曲順としてAnniversaryの前になったことで違った顔を見せてくれた気がします。

具体的には、Day1はセクシーな感じ、Day2はそこに愛らしさも混じった小悪魔的な感じが乗ったような。いや、もうこっちの感情が乗ってるだけなんかもしれないんですが、物理的な角度も違ったりすると感覚からして違うんですよね。

それでいて、MCはどの角度から見てもよくわからん典子さん...w


コメティック

平行線の美学の部分が、同じく羽那楽曲のハナムケのハナタバにかわりました。
楽曲としては唯一のジャニソン曲ですね。

この曲は6thで一度披露されただけで、個人的にはまだフル尺に体が馴染んでなかったのですが、前回よりも歌唱にしっかり意識を向けられたので、ラップぽいとこムズイだろ、これ...とか思ってました。
なりちゃんの幅が広い。そしてみかーさんと小澤さんの表情管理も小悪魔的でヤヴァイ。立ち見ではっきり見えないからこそ、モニター確認してあやうく倒れるところでした。


SHHis

Fly and FlyForbidden Paradiseが入れ替わり組。
前者で言うと、やはりロングトーン(フェイクっていうのかな)ですかね。にちかと美琴それぞれでありますが、それぞれの魅力が詰まりながら、スキルとしてもマシマシな砲撃。無事ワイに着弾。

後者は完全にちゅーしてたね。はっきりわかる。あれは結婚。好き好きなんだね。

SHHisは個人的にダンスで、軸がしっかりしてるような印象でした。特にずっちが目に入りやすかったですが、手を大きく振るフリでも、軸がしっかり残っていて、キレがあるようにたたえるみたいな。いや、私素人なんでわかりませんけどね!?
あとはスタイル良すぎる。


ノクチル

あの花のようにRefrectionが入れ替わり。
開演前のエンカでは、前日のストレイポジなんじゃないかという予想が多かった中、まぁでも横浜でいつだって僕らは歌いがちだからなぁ、とか返してました。私の勝ちです(そんなこたぁない)。

あの花のように、最後が角度的にみんなが花に見えたわよ。いやいつもそうなんかもしらんけど、角度かな!?


イルミネーションスターズ

さて、今回のライブで欠かすことができないのがイルミネでした。

そもそも、近藤さんが限られた客数とはいえ参加してくださったと言う事実。
3人での虹になれからのスタートいうことで、有識者によると有観客での3人披露は2019年以来とのこと。つまり、ノクチル以降にPになった人からすれば見たこともないわけです。

これだけでもDay2において、十分なインパクトを残しましたが、PRISIZMを歌い終わったあと、ユニットパート2曲目で披露されたTwincle wayでした。

前日に引き続き、このパートでステージに立ったのは関根瞳さんと峯田茉優さん。
楽曲は終盤にかけて盛り上がっていきます。刹那。あるはずのない静寂に、誰しもが気付かないはずはありませんでした。

ーー過らないわけはありません。
つまりそれは、ミリオンライブ2ndライブにおける、Sentimental Venus。もしくはミリアに12話。
それはもしかしたら、彼女たち自身にも同じことが浮かんだのかもしれません。

関根さんに耳打ちする峯田さんの姿。覚悟を決めたような関根さんの姿。
何かできることはないか、もう皆の身体が無意識的に動き出したように思います。次第に大きくなる手拍子。
そして関根さんが歌い始めます。

両手を伸ばしたら(高く)
この空に誓うの
ここから また私が始まる

Twincle way

不安だったろうな、と思います。だけど、""は輝くことを、煌めくことをやめなかった。
本当の星には手が届かないけど、彼女たちは今まさにそこで、負けずに輝いていました。あぁ、これがアイドルか。

涙が溢れそうになった、けどこの舞台を目に焼き付けようと思いました。
その後、MCを挟んで改めて歌い直しがありました。その後のMCではこの出来事に触れることはなく、そしてライブ後の公式発表を見るに、記録としては残らないということが想像できました。リアタイだけの特権ではなく、でもそこに居たからには覚えておきたい。2人のその輝きを。

我々はプロデューサーである。
奇しくも、芝崎典子さんが改めてそれを口にする機会を与えてくれていました。
胸に刻んで、彼女たちの勇姿を見届けること。私の場合は、それをこうやって書き記すこと。

Twincle way, my twincle stars!!
心の中でいつでも繋がる
突き進もう 胸が高鳴る世界へ
夢が呼んでいる場所へ

Twincle way

あの瞬間、灯織も歌ってくれていたのではないかな。
心の中でいつでも繋がってる。それがイルミネだと思ってるので。

2回目の歌唱時、ペンライトの光の海の中で、イルミネーションスターズはまごうことなき一等星でした。彼女たちをみちしるべに、Funなライブにするべく一丸となって作り上げた時間でした。


一夜明けて、改めてこの文章を書いて思うこと。
それはイルミネーションスターズへの感謝。峯田さんの咄嗟の判断なのだとしたら、そしてそれを聴いて関根さんが歌い出したのだとしたら、その強さに多くのプロデューサーは心を打たれたと思います。

峯田さんの脳裏にミリオンのことがあったのだとしたら、それはミリオンPの私としてもさらに感慨深いというか、"繋がった"んだなと思います。
ミリオンスターズとイルミネーションスターズ。星たちが繋がり星座となり、そこに物語を見出していくのが我々ですからね。


ストレイライト

さて、Day2の最大のインパクトはイルミネだったというのが大方の見解かもしれません。
私もその部分は本当にそう思っているのですが、担当として語らねばなりません。ストレイライトの気迫を。

前日と打って変わり、隠匿シンギュラリティの衣装に身を包んだ3人。楽曲はもちろんHide & Attackです。曲自体は何度も披露されてきていますが、隠匿での披露はバンナムフェス2nd以来?そうだとしたら2年ぶりになります。フル尺だと3rdライブ以来なので3年ぶり!?

私は愛依担当なので、北原さんに注目しがちなのですが、いつも以上に気迫を感じたというか。艶やかでありながら、全員を連れて行くその火力。

何度も例に挙げて恐縮ですが、やはり先のイルミネの直後ということもあり、ミリアニでいうところの紬のような心境だったのかもしれません。
とにかく、あの気迫をうまく言語化しきれない自分の語彙力を恨みます。

続くOverdrive Emotionは、ストレイ曲の中では披露が少ない楽曲でした。来るだろうと思って来たけど、隠匿を着て歌うこの楽曲はここが最後かもしれないと思って目に耳に焼き付けました。


そして、Wandaring Dream Chaserは前日に続いてアンコール後の大トリ。
前日の披露もあるので、ここでこの曲が歌われること自体の驚きはなかったですが、2日間の最も重要なパート、つまりシャニアニ世界における"未来"への架け橋という大役を担った3人には尊敬の念に絶えません。

ありったけの声を出しました、ありったけの力で3色を振りました。
最高のライブを作ってくれてありがとうございます!!!!


さいごに

2日間のライブを終え、帰宅した私の今の1番の感想は「疲れ」です。笑

やはり猛暑の中でのライブということで、数分歩くだけでも汗が吹くように流れる環境に身を置き、そしてDay2は立ち見ということもあって疲れないわけはなかったですね。

立ち見席は、やはり体力的にはかなりしんどかった。それはフラスタ企画で外で立っていたところからの流れがあったからかもしれません。
あと、ステージが見えないってことも多少はありました。
でも、デメリットばかりじゃなく、やはり後ろに人がいないのでペンラやタオルを気持ちよく触れること、水分補給のために一旦出るのがすぐにできるところなどは良かったです。


ライブ本編についてはここまでで触れているので、改めて取り上げることはしませんが、ストーリー部分ですね。
岡本信彦さんとファイルーズあいさんが演じたいわゆるモブの恋模様。Day2では最後に男性側が意を決して告白して結ばれました。UOが焚かれ、拍手に包まれる会場。ノリと勢いで「おめでとー!!」って言ってしまいました。

そういえば、立ち見席だったけど最後にスタッフさんが銀テを配ってくれました。良いこともあるもんだ。

ライブ前にもたくさんの方から色んなものをいただき、この写真外にもあるので、ご縁に恵まれたなと思います。

今回は企画関連で色んな方とお話しできて良かったです。
ただ、馴染みのない方にはうまく話せなかった点は反省。今後ともライブではよろしくお願いします🙇

またフラスタのnoteは書き上げますので、今回はこの辺で。
それでは、また次の現場で!

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