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スカスカというアニメ

スカスカという愛称で知られる
「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」
作品をご紹介します。※ネタバレは含みます。

2017年4月 - 6月から全12話放映されたアニメです。

あらすじwiki引用

「人間族が滅んでからすでに526年。守るべきもの、帰るべき場所をすべて失った絶望から世捨て人のように生きていたヴィレムは、石化していた彼を発見した地上探索隊の一人、グリックの勧めで護翼軍の兵器管理の仕事をはじめることになり、68番浮遊島にある軍の施設「妖精倉庫」にてクトリ・ノタ・セニオリスたち妖精兵と出会う。」

大まかに設定を解説

作品の大まかな設定を話ます。

黄金妖精(レプラカーン)とは人類を滅した「〈十七種の獣〉」という謎の怪物と戦うために作られた兵器という立ち位置です。黄金妖精(レプラカーン)は跡兵装(ダグウェポン)と呼ばれている。人間族にしか扱えない、武器を扱うことができます。

主人公のヴィレムは526年前に神が人類を滅ぼすために襲ってきて、その神の軍勢を退けるための、人類側の準勇者、ヴィレムは神との戦いの呪いにより、石化して526年後に発掘されて、生き返ったが、なぜか?人類は滅んでいて、知っている人は誰もいなく、緑鬼族(ボーグル)のグリックの勧めで護翼軍の兵器管理の仕事をはじめる妖精兵と出会う。その後、賢者となっていた、元パーティーメンバーのスウォン・カンデルからその後の事情を聞かされるが、獣についての話はこの時点では聞かされなかった。

〈十七種の獣〉とはこれは作品の11話あたりで公開される情報になります。人類は生物兵器を作り、この生物兵器は人類を媒介にして増殖を繰り返して人類が滅んだという話に繋がります。これを恐れて神は人類を滅ぼそうとしていたという事になります。

この作品の魅力(本題)

この作品は主人公は退役した準勇者であって、あまり戦力として数えられていません。この作品は主人公に感情に移入すると言うよりは、妖精兵側に感情移入できる作品となっています。

妖精兵達が戦うのもそうなのですが、ヴィレムという存在に対して好意を抱いていたり、戦いに出ても帰って来れるかわからない状況で、帰ってくると約束をして、必死にその約束を守ろうとして戦ったりする!

妖精兵は人には似ているが、人ではなく、自分の死を認識できないほどの幼さで死んでしまった魂が迷い出たもの。死霊の一種と言う曖昧な存在のため、前世の魂に記憶が書き変わったり、することがあり、妖精兵のクトリ・ノタ・セニオリスは記憶がなくなっていくシーンが描かれたりしていて、闘わなくてもいいと言われても、前世の記憶の侵食があり、それでも好きな人の記憶を忘れないように記憶という曖昧な存在とも戦う日々を送ったりする。

こんな感じで儚い物語になっていて、人類を滅ぼした程の敵、いつ変わるかわからない人格、など抱えている問題が沢山ある中、必死さと前向きに現実に対して争うところが心を惹かれるだと僕は思いました。

アニメのOPは田所あずささんの「DEAREST DROP」という曲でこの曲もいい曲です。

EDはあのTRUEさんで「フロム」という曲になっていて、この曲もいい曲なのでアニメを見る機会があったら、EDも飛ばさないでいると最後のED後のストーリーまであるので、アニメをしっかりと見れると思います。

たまにアニメの紹介もしていけたらなと思います!!!



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