生きている喜び。

1人暮らしを始めて1か月がたった。
旅でよく実家を長期間空けていることがあったせいか初めての1人暮らしは意外と寂しくはならない。

最近、朝起きしてランニングをすることが日課になった。
去年の12月から2月頃までほぼ毎日走っていたが、コロナの影響で参加予定だったヨロンマラソン大会(鹿児島)が無くなり走らなくなっていた。

しかし、ついこの間一緒に大会にでる予定だった友人から「最近毎日走ってる！！」というLINEがきたのをきっかけに、また走り始めた。

いつも近くの鴨川沿いを走る。エチケットとしてマスクをつけながら走るが、やはり苦しくなる。誰もいないところで息を大きく吸うと、とても幸せに感じる。

息を大きく吸うだけで生きてる実感がする。

家に帰り、シャワーを浴びる。
時間を見てみると8時頃だ。

何故かそれだけでとても1日を充実して生きている感じがする。

そこから前日に決めていた今日のタイムスケジュールに沿って時間を使っていく。
家にテレビがないから基本的にYouTubeで作業用の音楽を流しながら過ごす。

音楽があるのとないのでだいぶメンタルコンディションが変わる。
不安な時や心に余裕がない時こそ音楽をかけていつもリラックスする。

純粋に音を楽しむ。

お昼になるといつもワクワクする。
それは好きな料理を作ることができるから。
料理がうまくなることが楽しいし、何より無心になれる。
仕事について考えないといけないことが増えれば増えるほど何も考えない時間がとても尊く感じる。

夕方からzoomによるオンラインミーティングが大体入る。最近は直接会って話すことが無い分とても楽に感じる。
ただ慣れていないと時間の感覚が少しずれてくる。大幅に予定時刻を過ぎてしまうことが多々ある為、なるべく時間通りに終わらせるように神経を使う。

夜には残りの作業を終わらせて、明日の1日スケジュールを書いて寝る。

こんな日々を過ごしている。
基本的に毎日誰かと電話してくだらないことで笑い合う。
その時は何も思わないかもしれないけど振り返った時にそういった日々が愛おしくかけがえのないものに変わっていく。

人との繋がりが財産になる。

そう心の中で思う。